購入場所 | こちらから購入可能 |
購入日 | 2021年12月15日 |
購入金額(税込み) | 3080円(一升瓶) |
テイスティング日 | 2021年12月21日 |
日本酒データ:
地域 | 福島県 |
タイプ | 純米 |
使用米種 | 夢の香 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★☆ |
コメント:
年末年始の日本酒まとめ買いをしているときに見つけ、久しく飲んでいないので購入することにしたもの。
こちらの日本酒も他の日本酒と同様に、年末を待つことなく購入から1週間たたずして抜栓。
色はほぼクリアだが、わずかながらグリーンのニュアンスを感じられ、輝きがあるタイプ。
粘度はかなり高く、抜栓直後からでもグラスの縁にしっかりと脚が出てゆっくりと落ちていく。
香りは濃厚で米の旨味がしっかりと凝縮され、純米酒ながら熟したバナナや爽やかな柑橘系の香りを感じとれる。
一方の味わいも濃厚。
アタックは一瞬凝縮された果実の甘味を感じるが、その直後からフレッシュでシャープな酸が口の中を一気に広がる。
その酸味は中盤にはアタックで一瞬感じられた甘味とともに程よいボディーの厚みを作り出し、飲みごたえもしっかりと感じられる。
余韻はシャープな酸の効果もあってか非常にキレが良い。
しっかりとした甘味や旨味の要素をさっと洗い流すのでしつこさも全くない。
香りからはしっかり濃厚系の味わいを想像したが、味わいはそれなりにパンチがある。
そして日本酒らしさと米の旨味をバランスよく楽しめるコスパの良い純米酒であった。
<アルコール度数16%>
この日はとろみのある和食と合わせてみた。
鱈と野菜の甘酢あんかけはその名前の通り、酸味の効いた甘酢あんと鱈の脂感が感じられる一品。
この味わいに日本酒の甘味はマッチするのだが、シャープな酸味が若干その酸の味わいを変に強調してしまっている気もしなくはない。
トータル的にみると決してマッチしなくはないのだが、どちらかというと甘味メインの料理と合わせると相性が良いのかもしれない。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>
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