日本航空国内線ファーストクラス 羽田~福岡 329便 B772 (2013/08)



(2016/09/13追記)
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(2013/08/07記載)
今年からANAを卒業、JALへ浮気をしてはや半年。
初めてファーストクラスに乗れる機会があったので、インプレをまとめてみた。

搭乗便は2013年8月の上旬、月曜夜の18:30羽田発福岡行きのJAL329便。
月曜の夜ということもあってか、事前の予約段階では1Aと自分の座る席のみのブッキングであったが、最終的には計4名となった。
とは言え、14席中4席のみということもあって、元々一人あたりのスペースが広く取られていることもあって、プライベート感は文句なし。


座席のカクテルテーブルには今日の食事の案内が置いてある。
優先搭乗して席に着くと、すぐにシニアCAの方が挨拶に来てくださった。

その後に新聞のサービスやおしぼり(ちゃんとした布製のもの)のサービスなど、至れり尽くせり。
離陸前には食事についての簡単な説明と提供して良いかの確認、さらには食事の時の飲み物まで聞いてくれる丁寧っぷりであった。

シートは文句なしに広く、本革の座面と木目調の肘掛け、テーブルが高級感を更に増している。


離陸後、事前に聞かれていた飲み物とおつまみが食前酒(?)として提供される。
スパークリングワインではなく、ちゃんとしたシャンパンをフルートグラスで提供するところにファーストクラスのこだわりが見える。
ただ、泡の強さときめ細やかさは少し弱く感じられた。
そのような種類のシャンパンだとは思うが、もしかすると前便で提供したものに専用の栓をしていたのかもしれないが…。

食事は近距離国際線のビジネスクラスのように、1枚のトレーに陶器製の器と金属製のナイフ・フォークがのっているタイプのもの。


今回は沖縄のリッツカールトンホテルとのコラボレーションとの事。
見た目よりもボリューム感があり、味はさすが一流ホテル。


メインの肉料理のアップの写真。
別皿でチーズソースが用意されており、更に、冷えていても美味しく食べられる味付けであった。
また、こだわりを感じたのが、パンだけはしっかりと温められて提供された事。

食後も飲むペースに合わせてシャンパンをサーブしてくれ、一流レストランで優雅に食事をしている気分になってしまうほど。


食後のコーヒーもレストランで飲むような陶器のカップとソーサーで提供される徹底ぶり。

1.5時間の空の旅があっという間に終わってしまったのが残念な位、快適であった。
通常席にプラス8000円(当日空きがあれば)と、価格面ではANAもJALも同じだが、シート・食事ともにJALファーストに軍配が上がるような気がした。

もちろんANAのプレミアムクラスも十分に贅沢なひとときを過ごせるのだが、JALのファーストクラスはそれ以上に優雅に過ごせる。
印象の問題かもしれないが、陶器製の器でのサーブや、飲み物もフルボトルでのサーブなど、国際線ビジネスクラスのサービスを意識させるJALのファーストクラスに対して、ANAのプレミアムクラスは、あくまで「国内の」最上級クラスというような印象。

何れにしても、ANA、JALともにプレミアムクラス、ファーストクラスでは優雅なひとときを過ごせるのは間違い無い。

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