蓬来軒 本店 (2020/08)


名前蓬来軒 本店

場所:〒400-0032 山梨県甲府市中央4-12-28
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR中央本線 甲府駅 徒歩17分

営業時間:11:30~14:30、17:30~21:00 火曜日

また行きたい度:=☆☆☆☆=少々甘めの味わいにしっかり煮干し出汁の効いた醤油ベースのスープは病みつきになる懐かしい味

外部リンク蓬来軒の食べログページへのリンク

備忘録

(2020/08/12記載)
2020年8月上旬の平日に訪問。
この日は時間があったので甲府界隈のランチ場所やちょっとした観光地、ワイナリーあたりをめぐることに。
ランチは甲府周辺で頂くことを想定していたので色々調べてみると、やはり山梨だけに「ほうとう」がダントツの人気。
それ以外だと鶏モツも人気だったが、その中にこちらのラーメン店も美味しいとの評判もかなりあったので行ってみることにした。

場所はJR中央本線だと甲府駅か金手駅が最寄になる。
車の場合は中央道の甲府昭和インターから10分程度の場所にある。


車での訪問の場合は道路挟んで店舗反対側に15台程度のキャパがある。
奥までかなり距離があるので、道路に面した側が埋まっていても奥まで行けば空いている率は高そう。
この日は平日ながら昼時12時過ぎの来店ということで、駐車場は5台程度が空いているような状況であった。


さて、車を止めて店舗に向かうが、こちらが店舗外観。
奥まった場所にあり、道路側にもそこまで大きく派手な看板が出ていないので、初めての訪問時には注意が必要。
なお、店の前にも3台ほど駐車スペースがある。


平日の12時半前ながら店内は満席。
名前を書いて待ったが、先に3組が待っている状況であった。
我々の来店後も客足は途絶えることなく、常に1~2組が待っているような状況であった。

店舗は奥に長い造りで、入口側はテーブル席、奥側が座敷になっている。
天井が非常に高くなっており開放感がある店内にはなぜかロカビリー系の音楽がBGMとして流れている。


こちらは店内入口付近のテーブル席。


そしてこちらが今回案内された店舗奥側にある座敷コーナー。
写真で写っていないが、右側にはカウンター席もある。
トータルで70席超と、キャパななかなかのもの。


こちらがメニュー。
志那そばを中心に、焼きそばや野菜炒め、ご当地メニューのもつ煮もあったりして、なかなか品揃えは豊富。
日本酒や山梨産のワインも飲めたりする。
ワインはボトルで2700円と、お店で飲むにはなかなかリーズナブル。
今回は事前情報で仕入れたオススメの「チャーシュー麺(1100円)」に、サイドメニューとして「餃子(500円)」をオーダー。

待つこと1分という超特急便でまずは餃子が提供された。


こちらが餃子。
普通にラーメン店で出てくる餃子よりは一回り大きいサイズ。
カリっと焼かれているが、いわゆる羽根つき餃子ではない。

一口頂くと、想像していたよりも皮が厚く、その皮がモチモチしていて食べ応えがある。
餡は丁寧にミンチされたひき肉をベースにニンニクやニラで味付けされており、食べると肉汁が滴るジューシーなもの。
ただ、その中にも甘味の要素があり、いわゆる「ニンニクがっつり」系の味わいではなく優しい味わいに仕上げられている。
餡自体にしっかり味付けされていることもあって、今回は醤油や酢は付けずに頂いた。

その後10分弱でチャーシュー麺が着丼。


こちらが「チャーシュー麺」。
丼自体は標準サイズのものだが、その中に所狭しとチャーシューやメンマ、ナルト、海苔、刻みネギが入っている。
スープは醤油ベースのいわゆる中華そばの色合い。
表面には油の層がうすっらとあり、めちゃめちゃ主張しているチャーシュー以外は志那そばのお手本のような感じ。

まずはスープを頂くが、これが想像の味と大きく違ってびっくり。
想像していたのは醤油ベースの味わいに脂と魚介出汁の風味がバランス良く加わった味だが、実際にはまず感じられたのが甘味。
野菜ベースなのか何の甘味なのか、まずはその甘味がしっかりと主張し、そこにバランスよく魚介と脂の味わい、そして醤油の風味が全体のバランスを整えるというような味わいに仕上がっている。
脂っこくもなく、醤油のしょっぱさもなく、いくらでも飲み続けられてしまう癖になる味わい。

その味わいに絡む麺は比較的シンプルな味わい。
やや黄色みがかった中細のやや縮れ麺は、デフォルトでは少し固めで提供される。
モチモチ感がありスープによく絡み、時間が経つ度スープを少しずつ吸いなかなかの相性。

そしてチャーシューだが、これが予想通りの大迫力。
提供されたときには4枚入っているということぐらいしかわからなかったが、実際に食べてみるとその迫力にびっくり。


こちらがチャーシュー。
丼の1/3くらいのサイズで、かつ厚みが1センチ程度と、1枚だけでもかなりの大迫力。
チャーシュー麺になるとこれが4枚入っている。
味わいだが、ホロホロタイプではないが程よい歯ごたえでジューシーな舌触り。
脂身とのバランスもよく、味わいはこちらも少し甘めに仕上げてある。
4枚で250グラムくらいはありそうなボリューム感だが、そこまで脂身たっぷりのこってり系ではないこともあり、思ったよりスイスイと完食。

最初は麺が160グラムと記載があったので大盛りにしようかと考えたが、このチャーシューがかなりのボリューム感なのでトータル的には十分な量となった。
シンプルながらしっかりと深みのある味わい、かつギトギト感がないということもあって、月一回リピートしたくなるような味わいのラーメンであった。
次回行く際には「肉そば」と「もつ煮」にもチャレンジしてみたい。

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蓬来軒 本店ラーメン / 金手駅

昼総合点★★★☆☆ 3.9

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