購入場所 | はせがわ酒店(こちらから購入可能) |
購入日 | 2020年01月09日 |
購入金額(税込み) | 2860円 |
テイスティング日 | 2020年04月12日 |
日本酒データ:
地域 | 秋田県 |
タイプ | 純米大吟醸 |
使用米種 | 美山錦 |
好み度(MAX五つ星) | ☆☆☆☆ |
コメント:
毎度の定期巡回の際に、たまたま見かけて購入。
こちらの造り手の中でも比較的レアなもので、おしゃれな箱入りで売られており、少々お値段が張るが折角なので試してみることにした。
色はわずかにグリーンを帯びた輝きのある色。
粘度はそこまで高くなく、スワリングしてもグラスの縁には残らない程度。
ただ、温度が上がってくると粘度もしっかりと上がってくる。
香りの印象は「豊かでシャープ」。
米の旨味と甘味が非常に豊かに感じられるのだが、それが嫌味になるほどではない。
そして、柔らかい酸味のニュアンスが感じられることもあり、表現としては矛盾しているようにも聞こえるが、非常にバランスの良い香り。
味わいは香りと違って非常に複雑。
口に含んだ直後は米と麹由来のジューシーな旨味がサッと広がるが、そのあとは青い果実のさわやかな酸味とふくよかな甘味を感じる。
言うなれば日本酒のような白ワインのような味わい。
アルコール度数も16度と高めながら、ここまでスッキリとした味わいなのは後半に感じられる果実由来のような酸味と甘みが影響しているのかもしれない。
ただ値段が3000円弱なのが若干辛いところではある。
この日は和食たちと合わせた。
きんぴらごぼうや若鳥の塩麹と照り焼き、写真には写っていないが漬物とも合わせた。
照り焼きのような甘味の強い料理だと料理とお酒の甘味が強調されすぎて少ししつこい気がした。
一方の塩麹焼きは麹との相性が良いのか、なかなかの味。
料理との相性の幅はそこまで狭くはないが、折角なら日本酒の味わいを活かすべく、あっさり目の料理と合わせた方が良いかも知れない。
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