購入場所 | 秋田県 |
購入日 | 贈答品 |
購入金額(税込み) | 贈答品 |
テイスティング日 | 2019年10月10日 |
日本酒データ:
地域 | 秋田県 |
タイプ | - |
使用米種 | - |
好み度(MAX五つ星) | ☆☆☆☆ |
コメント:
秋田に詳しい知人から、秋田土産というと事で頂いたもの。
「吟’」と書いて「吟ダッシュ」と読ませるよう。
調べてみると、大吟醸・純米大吟醸のあらばしりと責めの一部分を数種類ブレンドして造った日本酒という事で、季節限定かつ限定生産のレアな日本酒のよう。
色はほぼ透明で、わずかに色付きを感じられるかどうかというレベル。
粘度はそれなりに高く、グラスの側面をゆったりと伝わって落ちて脚が出る。
香りは甘くも吟醸香や熟した果実など、色々な香りを力強く感じられる。
とても豊かな香りで甘口ワインのような印象さえ受ける。
口に含むと、最初の一口は優しくもしっかりとした甘味と果実感を口一杯に感じる。
アタックとしての強さは控えめながら、じわじわとボリューム感のある味わい。
その後、口の中にはラムネのような味わいと共に、米の旨味を余韻として感じる。
余韻はそれなりにあるのだが、甘味のキレが比較的良く、思ったよりもさっぱりとした味わい。
様々日本酒をブレンドしただけあり、味わいは非常に複雑。
ピュアな日本酒を楽しみたい場合にはちょっと方向性が違うが、変化球という意味で日本酒通に進めたい一本。
この日はシンプルにほうれん草のお浸しと合わせた。
甘い飲み口のこちらの日本酒との相性が若干気になったが、思ったよりも良い。
醤油との相性も悪くなく、マリアージュというよりは「お互いに邪魔をしあわない」という味わい。
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