Alpaca Sparkling Brut NV（サンタヘレナ）

ワインデータ：

コメント：

色は濃い目のグリーン、若干ゴールド感も入っているような感じもあり、なかなか濃厚な色合いという印象。
粘度もなかなか高く、フルートグラスながら縁をゆったりと落ちていくようなイメージ。
チリの濃厚なブドウ感を感じさせる
一方で泡は思ったほど元気がない。
抜栓時、あまりガス感を感じなかったが、やはりグラスに注いでも思っていたよりは泡の量は少ない。
さて香りだが、そこまで強く周囲に香るタイプではない。
熟した南国の果実感に加え、甘味もそれなりに感じらるが酸味はあまり感じない。
果実感とジューシーさが前面に出ているような印象。
口に含むと果実感で感じた甘味やジューシーさよりもキリっとした酸味をアタックで感じる。
それに加えて、ボディーにはバランスの良く熟した南国の果実をたっぷりと感じられるので、ボリューム感もそれなりにある。
また、グラスに注いだ時には弱いと思った泡も、刺激こそそこまで強くないもののとてもスムーズできめ細やか。
アルパカといえばワンコインで飲めるコンビニワインという印象であったが、これであればコスパ的にも十分安旨スパークリングとして常備することもできそうな仕上がり。

インプレッション：

今日はアジアンディナーということで一番無難に合わせることができる泡をセレクト。
甘辛テイストのガパオライスと生春巻きだが、両方の料理とうまくマッチング。
生春巻きのチリソースの辛さやガパオライスの魚醤の濃厚な味わいにも負けないでしっかりと主張をしつつも、一方で料理の味わいの邪魔をしないバランス感はなかなかのの。
1000円以下で気軽に買えるということもあり、困ったときに頼りたい一本。