唐船峡 そうめん流し (2018/09)


名前唐船峡 そうめん流し

場所:〒891-0603 鹿児島県指宿市 開聞十町5967
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR指宿駅から車で25分

営業時間:10:00~17:00(ただし季節によって変わるので公式HP要確認) 無休

また行きたい度:=☆☆☆☆=エンターテインメント抜群の回転ずしならぬ「回転そうめん」

外部リンク唐船峡 そうめん流しの公式HPへのリンク

備忘録

(2018/10/20記載)
2018年9月上旬の週末、旅行で鹿児島を訪れた際に利用した。
今回もレンタカーでの移動であったので、まだ行ったことのない指宿周辺を観光することにしていた。
そんな時に、観光と食事を両方まとめて楽しめるスポットがあると聞いて行くことに。

今回は鹿児島空港から車で向かったが、途中池田湖を通過していくと案内板が設置されているのでそれに従って進んでいく。
駐車場は施設目の前に100台程度あるが、今回は週末の12時過ぎという事もあってかほぼ満車。
辛うじて車を止めて目的地に向かう。

最初は知らなかったが、実は同じ場所に「町営」の流しそうめん場と、いわゆる「レストラン」として営業している流しそうめん場がある。
正面向かって左側にあるのが町営ではない方の施設。


こちらは今回の目的地ではない方の「長寿庵」。
ただ、そうめんの食べ方やメニューはほぼ市営のそれと同じ。
雰囲気が若干大人っぽく、お値段もわずかに高いという印象。


今回は市営の方に行くことにしていたので、向かって左側にあるこちらのゲートをくぐっていく。


ゲートをくぐると、谷に降りていくような感じで階段を下っていく。
夏の暑い時期ではあったが、辺りには冷たい水が流れていることもあってか、車を止めた地上よりも幾分涼しさを感じる。


階段を降りていく途中にメニューが書かれた看板がある。
メニューは食券を買う場所でも見ることが出来るのでこちらはスルーしてそのまま階段を降りていく。

Canon EOS 6D Mark II / EF 14-40mm F4L IS
階段を降りきると、正面に「指宿市営 そうめん流し」の看板が見えるので、先に見えるアーケードの方に進んでいく。
この先で食券を買うが、システムが若干複雑なので初めて行くと戸惑うかも知れない。

Canon EOS 6D Mark II / EF 14-40mm F4L IS
まずは「①食券売り場」で食券を買う。
こちらの手前には見本品もあるので、それを見て選べば間違いなし。


食券売り場の上にもメニューと金額が書いてある。
定食を注文しようか迷ったが、今回は2名で行った事と夜ご飯のためのお腹も空けておかなければいけないので、「そうめん(570円)」2人前、「いなり(290円)」、「マス塩焼き(460円)」、「豚バラ(390円)」を注文。
しめて2280円と比較的リーズナブル。

食券を買った後は注文をするが、その前にそうめん流し台を確保する。
特に案内はされないので、場内で空いている場所(掃除されてキレイになっている台)を探し、まずはそこに行く。

場内はかなり広く、小学校の体育館程度の広さ。
屋根が設置されているので、雨が降っても濡れることはなく安心。

Canon EOS 6D Mark II / EF 14-40mm F4L IS
このような感じでそうめん流し台が設置されている。

Canon EOS 6D Mark II / EF 14-40mm F4L IS
と言っても、そこまでぎゅうぎゅうに設置されていないので、食べされられてる感はあまりない。

Canon EOS 6D Mark II / EF 14-40mm F4L IS
写真左の手前に写っているが、食べ終わった台は係の人が随時片づけてくれるので、空いている台であればどこを使ってもOK。

Canon EOS 6D Mark II / EF 14-40mm F4L IS
こちらはもう一つのそうめん流しの店舗である「長寿庵」側から町営のそうめん流しを撮影したもの。
幅もさることながら、奥行きもあり巨大なスペースになっている。


今回は「611」の台をセレクト。


台を確保したら、確保した台の番号を忘れないように「②食券受付窓口」に食券を持っていく。
食券を出す際に台の番号を聞かれるので間違えないようにしっかりと伝えて、あとは席で待つだけ。


なお、追加注文は場内にある券売機で食券を買う事も出来るので安心。


なお、水はセルフサービス。
こちらの湧き水スポットから自分でコップに注いで持っていくスタイル。

水を持ってきたり写真を撮っていたり、時間にして5分強、まずはそうめんが提供された。


プラスチックの青いざるが何とも家庭感が漂っている。

「そうめん流し」と言われて、最初はどのようにして流すのか全くわからなかったが、こちらの専用の台が「流れるプール」のようになっていて、そこにそうめんを流すとぐるぐる回る仕組み。
水は常に新しいものが循環しており、真夏なのでかなり冷たい。
「回転ずし」ならぬ「回転そうめん」という感じ。

Canon EOS 6D Mark II / EF 14-40mm F4L IS
取り皿もセッティングして、いざ実食。


実際にそうめんを流しているところ。
写真ではわかりにくいが、結構なスピードでぐるぐると流れる。


なので、箸を入れると自動的にそうめんが引っかかるような感じ。

ちなみに、水の回転は右利きの人向きに反時計回りになっている。
こうすることによって箸に引っかかったそうめんをすくいあげる際に箸が上流に向く(左側に動く)のでそうめんが落ちることがないように出来ている。
しかし、左利きの人が使うと手が全く反対の動きをするので基本的にはどうやってもすくい上げることが出来ない。


そんな左利きと右利きの人が仲良く食べられるように、ハイブリッド式の台もあった。
こちらはそうめんを流す場所が内側と外側に設置されていて、外側が右利き用(反時計回り)、内側が左利き用(時計周り)に水が流れるようになっている優れもの。

冷たい水で締められていることもあってか、ムチムチとした食感で非常に口当たりがよい。
つけダレは鰹のカエシがしっかりと効いているが、甘味も普段食べているものより甘い気がする。
台から上げたそうめんはしっかり水を切らないとすぐにつけダレが薄まってしまう。

水の中をぐるぐる回るそうめんを見ながら食べるという事もあってか、かなりの量あるはずの2人前のそうめんがみるみる減っていく。
そうめんと共にいくつかオーダーをしたが、こちらの味わいもなかなかのもの。


こちらは「マス塩焼き(460円)」。
鱒の塩焼きは20センチ弱の丁度良いサイズのものに、しっかりと塩をまぶして提供してくれる。
頭から丸かじり出来るほど身は柔らかく、ホクホクに焼き上げられている。
程よい苦みとしっかり効かせた塩のバランスが絶妙。
ビールが飲みたくなってしまう。


こちらは「豚バラ(390円)」。
一口大に切られた豚肉が串に刺されて提供される。
程よく塩コショウを効かせ、豚肉の旨味が引き立てられている。
鱒の塩焼き同様にビールが欲しくなる一品。


炭水化物としてセレクトしたのは「いなり(290円)」。
こちらは特に特徴的な味わいはなく、「炭水化物」としてオーダーするのはアリ。
ただ、味わい的には普通なので、そのお腹をそうめんに振るのがオススメ。


席は常に9割程度が埋まっている状態で、週末のお昼の混雑時間に行っても待たされるという事は無く、このように空いている台もあった。

今回は単品での注文で計2280円。
そうめんは都合3人前食べたことになり、満腹感も相当のもの。
今回注文したメニューがセットになった定食もあるが、定食の中には鱒の塩焼きやコイこく、おにぎりや稲荷ずしなどが入っているので、単品で注文した方が自由に料理を選べ、かつそこまで定食と金額は変わらないので個人的には単品で食べた方が好きなものを好きなように食べられるという気持ち的なお得感を感じた。

Canon EOS 6D Mark II / EF 14-40mm F4L IS
食べ終わった後には、そうめん流し台の横にある池を散歩して腹ごなしをしながら車に戻ることも出来る。

名水100選に選ばれた冷たく冷えた水を専用のそうめん台に流し、ぐるぐると流れるそうめんを再び自分ですくって食べるというアトラクションの要素もあり、カップルでの旅行だけでなく家族や大人数で行くのも非常におすすめ。

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唐船峡 そうめん流しそば・うどん・麺類(その他) / 開聞駅

昼総合点★★★☆☆ 3.8

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