La Dame De Montrose 2007（ラ・ダム・ド・モンローズ）

購入場所：ネット通販
購入金額：3000円位

コメント：
ファーストラベルには手が届かないので、お手頃なセカンドものを購入。

セカンドとは言え格付けシャトーなので、果実味が非常に豊かだとか、渋みがこなれている等、何か凄く美味しい要素があるのかと思ったが、意外にもそうではなかった。

ただ、特徴的だったのがカシスやチェリー、バラ等の花の香りや軽くスモークされたオークのニュアンス、わずかな青味等が複雑に絡み合った優雅な香りを力強く感じられたこと、飲んでみるとトータル的に非常にバランスが良かった点。

ブラインドで出されたら、もちろんカベルネが主体であることは間違いないが、味わい以上にメルロの果実感も感じられ、「ボルドー左岸」とは即答出来ないようなフレッシュなフルーツ感も特徴的であった。

さすがにとてもしっかりとした骨格を持ち、ワイン単体で飲むと少し強すぎるが、料理と合わせると非常にバランスが良くなり、お互いを引き立てる。
今回は牛肉の赤ワイン煮と和牛ヒレステーキと合わせた。