カタール航空 ハマド国際空港 アル・ムルジャンビジネスラウンジ (2015/03)



(2015/04/22記載)
2015年3月末、成田~クウェート間の移動にカタール航空を使った際に利用した。

成田を22時過ぎに出発し、ドーハに早朝の4時過ぎに着く便での移動で、11時間半のフライトでハマド国際空港に到着。
トランジットで2時間近くあるのでカタール航空の本拠地であるドーハのラウンジでゆっくり過ごそうと思って探したが、なかなか見つからず。
この空港、現在急ピッチで拡張工事を続けており、案内表示がかなり不親切であるので注意しないと巨大な空港内をひたすら歩き回ることになってしまう。

アル・ムルジャンビジネスラウンジは、実はトランジットの荷物検査を抜けたすぐ先あったというオチで、それに気付かす30分位空港内を歩きまわってしまった。
ラウンジは3階に位置しているが、そこまで向かう専用のエスカレーターであがっていく。
エスカレーターの乗り場には係員が立っており、利用者のチケットをスキャンしていた。


レセプションを抜けたすぐ先には、ラグジュアリーな空間が広がる。
印象的なのは、この開放感。
さすがにカタール空港の本拠地のラウンジだけありかなり豪勢な造り。

ラウンジ内はとにかく広く、まず一番最初に驚くのはその開放感。
吹き抜けに近い造りになっていて、内部は大きく「寛ぐためのスペース」と「食事をするためのスペース」に分かれていた。


こちらが「寛ぐためのスペース」。
ソファーの置かれている間隔が日本のラウンジでは想像出来ない程優雅。
こちらは寛ぐスペースで、食事用のテーブル等は一切置いていない。


また、奥に見える階段を登って行くと4階のラウンジへも行ける。
今回は時間がなかったので次回利用時にトライ予定。


そして、こちらは「食事スペース」。
席はカウンタータイプとテーブルタイプがあり、左奥に写っている場所で食事をオーダーすると持ってきてくれる。


雰囲気もちょっとしたレストランのレベル。
もちろん、ヨーグルトやフルーツ等、オーダーしなくても良いものも準備されている。

食事はオーダー制で、カウンターで注文をするとその場でサンドイッチや卵料理を作って提供してくれる。
シリアルやフルーツ等はセルフサービスでも提供しており、軽食からメインディッシュまで幅広く楽しむことが出来る。
また、このラウンジでは飲酒も可能なので、飲酒不可の国に行く前の最後の一杯を飲んでいくのも良いかも知れない。

一方の3階の寛ぐスペースはドリンクバー以外には何もなく、その代わりにゆったりとしたソファーでのんびりと本を読んだりインターネットをしたりして時間を過ごせる。
また、ソファー付近に設置してあるコンセントもインターナショナルタイプなので、変換器無しで日本のプラグがさせる。
但し、電圧は240ボルトなので要注意。

そして、驚いたのがトイレ。


とてもキレイに保たれていて、個室のドアも完全に下まで塞がっているタイプ。

エティハドのパールビジネスクラスラウンジと比較すると、派手さこそ無いが、必要なものはしっかりと揃えられており優雅に出発までの時間を過ごせる事は間違い無い。

また、通常、多くの航空会社はファーストクラス用ラウンジとビジネスクラス用ラウンジを分けているが、調べてみるとハマド国際空港のこのラウンジは、ファーストクラス・ビジネスクラス客共通のラウンジのようであった。
ファーストクラス利用客、もしくはワンワールドエメラルドステータス保持者としては、若干残念な気もしなくはないが。

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