ヒルトン名古屋宿泊記 (2024/05)=客室編=


名前ヒルトン名古屋

場所:〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄1-3-3
地図はこちらからどうぞ

交通手段:各線 伏見駅 徒歩4分

また行きたい度:=☆☆☆=気になる居酒屋や飲食店が多い伏見エリアにある名古屋駅からもアクセス可能なラグジュアリーホテル

外部リンクヒルトン名古屋の公式ページへのリンク

備忘録

(2024/07/07記載)
2024年5月に所要で名古屋に行く際に利用した。
ヒルトンがダイヤモンドメンバーのステータスのため、ホテルを選ぶ際はヒルトン系が第一候補に挙がる事が多いのだが、どうしてもヒルトンよりもマリオット系の方が強いこともあってなかなか候補に入ってこないのだが、名古屋については「ヒルトン名古屋」という名前で営業しているようなのでまずは場所をチェック。
名古屋駅から徒歩で行けなくもない距離ではあるが、歩くと15分程度、トランクなどの荷物がある場合は20分弱かかるような距離感。
とは言え、地下鉄の東山線で名古屋から1駅の伏見駅まで移動すれば徒歩5分かからない距離ということもあって折角なので利用してみた。

エグゼクティブラウンジ編のインプレはこちらで掲載。

朝食編のインプレはこちらで掲載。

こちらのホテルはツインとキングの2つのベッドタイプを基本として、一番スタンダード「ヒルトンルーム」や高層階の「デラックス」、エグゼクティブラウンジが使える「エグゼクティブ」、「プレミアムエグゼクティブ」の4種類と、3種類のスイートルームの計7タイプの部屋がある。
スイートルーム以外は客室の広さは全て30平米と共通で「プレミアムエグゼクティブ」以外の部屋は水回りがいわゆるユニットタイプのものとなっている。
「プレミアムエグゼクティブ」だけは構造的にはユニットタイプではあるものの、バスタブとシャワーが分かれており差別化が図られている。

今回は宿泊だけで特に部屋で寛ぐ予定もなかったので一番リーズナブルな「ヒルトンルーム クイーン」で事前にブッキング。
前日には「エグゼクティブ キング」へ、そして当日到着前に「プレミアムエグゼクティブ キング」へアップグレードがされ、事実上一番下のグレードからスイートを除く最上級のグレードまでアップグレードされた格好であった。

さて、ホテルの立地だが、公式HP上では名古屋駅から徒歩可能と書いてあるが、ゆっくりと歩くと15分以上はかかるので、荷物が多い場合はタクシーか地下鉄で向かうのが無難。


こちらがホテル外観。
周囲にもそれなりのビルやマンションがあるのだが、こちらのホテルの近くには同じ高さの建物があまりないので目立つ。


こちらは車寄せだが、ゴージャスなホテルらしい感じはそこまでなく、スペースを有効に活用してコンパクトにしている雰囲気。


入口入ると目の前はロビーエリアだが、その半分以上をレストランが占めており、ロビー感はそこまでではない。

今回は一番スタンダードな「ヒルトン クイーン」の部屋を予約していたが、最終的には「プレミアムエグゼクティブ キング」の部屋がアサインされた。
部屋のサイズ的には30平米と変わりはないが、水回りがユニットタイプからバスシャワー独立タイプへと変わったことはかなり大きい。
アサインされたのは25階の2511号室で、建物が26階建てという事を考えるとほぼ最上階の部屋がアサインされた格好になった。


エレベーターにはルームキーを使って行先フロアを指定するセキュリティーが入っている。
また、デジタルキーにも対応しているので、スマホに専用アプリを入れたうえでチェックイン時にその旨を伝えるとスマホでも解錠が可能となる。


エレベーターを降りると部屋に向かう廊下は落ち着いた雰囲気。
壁には間接照明が仕込まれており、上質な雰囲気を醸し出している。


こちらのホテルは一番シンプルな長方形の建物で、その両サイドに部屋がアサインされるタイプ。
建物の構造上、エレベーターホールは建物の端に設けられている。
今回アサインされた部屋は比較的エレベーターホールから離れた方ではあったが、建物自体がそこまで横長ではないのでアクセスにあまり苦労はしなかった。


客室に入ると、写真左側が水回り、奥が客室という一般的なアレンジになっている。


こちらは客室から入口側を撮った写真。
水回りのエリアがしっかりと取られていることもあってか、客室そのものは少し狭めな感じもしなくはない。


ミニバーコーナーにはペットボトルの水が2本デフォルトでセットされており、コーヒー類はインスタントではなくコーヒーマシンが準備されている。


その他、紅茶類もしっかりと準備されている。


ワイングラスこそないものの、コーヒーカップやタンブラーなどは準備されている。


こちらが客室エリア。
30平米ではあるが、水回りに比較的しっかりと場所を取っていることもあってか180センチのキングベッドが入るとそこまでゆったりとした感じではない。
が、決して狭いという印象もない。


ベッド両サイドにはインターナショナルタイプのコンセントが設置されている。


こちらが部屋の奥側からの写真。
50インチ程度のテレビがベッドと反対側に壁掛けで配さているので、ベッドで寛ぎながらテレビを見ることが出来る。
なお、写真中央のガラス張りの部分は向こう側がシャワーブースになっている。


デフォルト状態でも向こう側は見えないのだが、気になるようであれば障子状どドアをスライドすることで完全に視界を遮断することも可能。


こちらの部屋は30平米ながら水回りのスペースをかなり取っていることもあり、作業テーブルやソファーを単体で入れることが難しかったためか、ソファーやカウチ状のものが窓側に配されている。


また、テーブルもカウチ側に近づけて設置され、1人用の椅子を追加することで2名で使えるように工夫されている。
ただ、作業用テーブルはパソコンを広げて作業するには十分なスペースとなっており、少し遠いが壁側にコンセントが2口設けられているので、充電しながらの作業も可能。


こちらが壁側にあるコンセント。
インターナショナルタイプのものが2口準備されている。


なお、テーブルの上にはダイヤモンド会員用のウェルカムギフトとして地元名古屋のお豆菓子専門店である「豆福」の「ブラックペッパービーンズ」が置かれていた。


こちらが窓からの景色。
特段眺望が良いというわけではないが、同程度の高さのビルまではしっかりと距離があるのであまり視界は気にならない。
ただ、今回はほぼ最上階の25階がアサインされたのでこのような眺望だが、低層階だと他の建物が視界に入ってくるかも知れない。

さて、水回りだが、こちらは一般的なホテルと同様の造り。
正面にトイレがあり、右側にはシャワーとバスタブ、左側には洗面台が配されている。


ただ、ヒルトン名古屋の中でも「プレミアムエグゼクティブ」タイプの部屋のみバスタブとシャワーが分かれているのでゆったりとお風呂を楽しめる。


右側にはレインフォールタイプのシャワーとバスタブが配されている。


こちらが浴室エリア。
シャワーに加えてレインフォールのシャワーも準備されている。
ただ、バスタブはそこまで大きなものではなく、大人1人が普通に足を伸ばせるかどうかというサイズ感。
写真では部屋の向こう側が透けて見えているような感じもするが、実際にはそこまではっきりとは見えないようになっている。
気になるようであれば障子状のドアをスライドさせれば完全に視界を遮ることも可能。


洗面エリアもオシャレで高級感のある造りになっている。
スペースも十分に確保されているのだが、奥側にはトイレがあるため、2名で同時に利用することは出来ない。
また、ハンドソープが洗面台から少し離れた場所に固定されていることもあり、使い勝手はあまりよくない。


こちらがアメニティー。
歯ブラシやボディータオルなど、基本的なものが準備されている。


シャンプー類はヒルトン系でよく見かけるJTB商事が取り扱っている定番アイテムの「クラブツリー&イヴリン(Crabtree&Evelyn’)」のもの。
香りは外資系ラグジュアリーホテルでよく見かけるウッディー感を感じられるタイプのもの。
爽やかなウッディー感のあるタイプで個人的にはなかなか好みであった。
シャンプー単体だと洗いあがりは若干キシみがあるが、コンディショナーも合わせて使えば全く問題なし。

立地という意味では名古屋駅直結のホテルを探すとなるとマリオット系列のホテルしかないが、利用エリアがうまくマッチすれば間違いなく選択肢に入ってくるホテル。
周辺にはいわゆる外資系の名の通ったホテルは少なく、ビジネスホテルやシティーホテルが多い立地ではあるので、ゆったりと過ごしたいということであればこちらのヒルトン名古屋か、近くにある「名古屋観光ホテル」あたりのみという印象。
一方で、このエリア含め隣の駅である栄エリアはは名古屋有数の繁華街ということもあって、飲食店は豊富。
今回もこちらのホテル滞在時に人気の高い昭和レトロな居酒屋や、愛知の地酒である「盛田金鯱酒造」直営の和食料理店、鰻の名店など食事を楽しめた。
ラウンジ含めてホスピタリティーは非常に高いホテルなので、名古屋駅至近が必須でなければ間違いなくオススメのホテルであった。

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