名前：名鉄菜館
場所：〒412-0043 静岡県御殿場市新橋732-1
地図はこちらからどうぞ
交通手段：JR御殿場線 御殿場駅 徒歩12分
営業時間：11:30～15:00、17:00～21:30 無休
また行きたい度：＝☆☆☆＝席から富士山を眺めながら食事が出来る雰囲気も含めてレベルの高い中華料理を楽しめる御殿場エリアのオシャレな中華レストラン
外部リンク：名鉄菜館の公式HPへのリンク
備忘録：
（2023/07/16記載）
2023年5月上旬の平日のランチタイムに利用。
以前から気になっていたお店ではあったが、このエリアで食事をすることがあまりなく何となく行けていなかったお店のうちの一つ。
この時はたまたま平日の昼間に付近を通過したので立ち寄ってみることにした。
＜お店の場所はどこ？＞
お店は東名高速の御殿場インターから5分程度と車だととてもアクセスは良い場所にある。
東名高速道路の御殿場料金所を御殿場市内方面の第一出口で出た場合は出口直後の信号を右折して一つ目の交差点をそのまま300メートルほど直進した右側に見える。
道路側には大きく店名が書かれた看板が立てられているので見逃すことはまずない。
なお、JR御殿場線の御殿場駅から徒歩でアクセスも可能。
こちらが店舗外観。
道路沿いには立派な看板が立てられており、その看板に従って敷地内に入ると、駐車場の広さと建物の立派さに驚いた。
こちらが店舗の建物。
2階建ての立派な造りになっており、写真には写っていないが左側には婚礼用の宴会用の建物まである。
＜混雑状況・店内の様子は？＞
今回は暦上は平日ではあったが、GWに挟まれた間の平日ということもあって、13時過ぎに到着するも11組待ちという状況。
平日なので12～13時のガッツリランチタイムを避ければ混まずに入れると思っていたのだが、さすがにGWの中の平日ということもあってかそうはいかなかった。
こちらのお店は店内入った場所にある発券機で券を発券して待つ方式。
券に書いてあるQRコードを読めばモバイルでも待ち状況を通知してくれるので店内で待たなくても良いのはありがたいのだが、店内は1F入ったすぐの場所が待合室兼売店となっているのでそこでお土産を見ながら待つことも出来る。
結局待つこと30分弱で2Fに通されたのだが、店内は全席が4名掛けのテーブルとなっており、隣席とはパーティション区切られた状態になっている。
天井も高くオシャレな雰囲気となっているので、ちょっとオシャレに食事をしたいという時でも十分に使える印象。
我々が食事を終えた頃には流石に待ち客も無くなっていたので、営業開始直後に行けない場合はランチのラストオーダーである14時半直前が意外と狙い目かも知れない。
こちらが店先にある整理券を発券する機械。
人数を打ち込むとQRコード付きの整理券が発券される。
店の奥には売店や順番待ち用の椅子があるので、ここでゆっくり待つもよし、周辺を散策するもよしと待ち時間を過ごす方法は比較的多い。
なお、建物はコの字型になっており、駐車場と反対側には立派な中庭が見える造りになっている。
今回案内された二階席の雰囲気。
各席はゆったり4人掛けのテーブル席となっており、隣席とはパーティションでしっかりと区切られている。
天井も高く、中華料理店という雰囲気もありつつ、何となく昔からある山荘という感じの雰囲気もある味のある造りになっている。
今回は富士山が見える側の席（中庭とは反対の席）に通されたので、曇りがちではあったが真正面に富士山が見えるというロケーションであった。
＜オススメのメニューは？＞
今回は平日であったので、1200円程度で指定のメインメニューに加えてザーサイやシューマイが付く平日のみの「麺飲茶セット」やスープ、ハルマキ、シューマイとザーサイ、デザートに加えてメイン料理を選べる「選べる菜館ランチセット」などをお目当てに来たのだが、訪れた日は暦上は平日ながらもGWに挟まれた平日ということでこちらのセットはお休み。
ということで単品メニューから選ぶことになったのだが、何となくこの日は絶対に担々麺が食べたかったので、メインの1品に「担々麺（1200円）」をセレクト。
その他に中華料理定番の「五目チャーハン（1100円）」と、ちょっと物足りなさそうだったので飲茶から「海老入り肉シューマイ（500円）」と「肉と野菜入りハルマキ（500円）」を追加でオーダーした。
平日ランチであれば選べるメインメニューは限られるが、今回追加でオーダーしたシューマイとハルマキが付いてほぼ単品メニューの料金と変わらないことを考えると、やはり平日ランチのお得さはなかなかのもの。
今回は平日ランチメニューが無かったのでメインメニューからのセレクト。
中華料理店で見るメニューは一通り揃っている印象。
こちらが肉類のメニュー。
そしてこちらがご飯類と麺類のメニュー。
その他に飲茶やデザートメニューもある。
そしてこちらは曜日限定の無い昼のコースメニュー。
2名からのオーダーとなるのでおひとり様の場合は要注意。
アルコール類も紹興酒はもちろんのこと、クラフトビール的なものも取り揃えている。
日本酒やワインなども知れた銘柄のものを準備しているが値段は少々高めの印象。
なお、お弁当も昼と夜の時間指定で販売しているよう。
お値段は正直そこまでお得感は無い金額ではあるが、ちょっとしたイベントなどで気の利いたランチを準備するようなシチュエーションでは使えそう。
オーダーしてから待つこと20分弱で料理が続々と提供された。
まず最初に提供されたのが「海老入り肉シューマイ」。
直径にして5センチ程度のいわゆる中華料理店でオーダーしたときに提供されるシューマイのサイズ感。
メニューの名の通り、プリプリっとした海老の食感と風味に豚肉の脂感と甘味がしっかりと感じられるもの。
ただ、このサイズ感のものが2個で500円というのはちょっと高い気がしなくもない。
そしてこちらが「肉と野菜入りハルマキ」。
サイズ感は10センチ程度のよく見るものであるが、フワッと巻いてあることもあって比較的大きく見える。
出来立てにかぶりつくとパリッとした食感を感じられる。
中の餡は醤油ダレでしっかりと味つけされており、何となくチンジャオロースをイメージさせるものであった。
続いて「五目チャーハン」が提供された。
五目チャーハンということで海老やチャーシューなどの具がしっかりと入ったもの。
パラパラっと仕上げられているものの油感はそこまでキツくなく、味付けも鶏ガラ系の調味料でそれなりにされてはいるものの濃すぎという感じではない丁度良いバランス。
1人前をシェアしながら食べたがそれなりにボリューム感はあるので1人で1品を食べれば十分に満足できる感じであった。
こちらが「担々麺」。
程よいラー油の層としっかりとした濃厚そうな胡麻ペーストの入ったスープの上に、青梗菜と挽肉がトッピングされたオーソドックスなスタイルのもの。
まずスープを頂くが、しっかりと濃厚な胡麻ペーストと共にラー油ベースのピリ辛さが加わり、そこに挽肉の旨味と甘味がさらに加わる本格的な担々麺のスープ。
ドロドロ系の極濃タイプではないが、それでも十分に濃厚な味わいに仕上がっている。
辛さもそこまでガッツリしたものではないので、普通に担々麺が好きな人であれば心地よく頂けるレベルのもの。
そして麺だが、こちらは細目のほぼストレートタイプのものを使用。
さすがに麺専門店の担々麺ではないので、麺のレベル感はそれなり。
デフォルトで少々柔らかい感じもあるがそれでもある程度はモチモチとした感じもある。
＜まとめ＞
今回は2名でメイン2品と飲茶2品をオーダーして3000円少々とこちらのお店の平日ランチと比較すると若干割高な印象ではあった。
ただ料理は総じて脂っこさもなくレベルが高く、美味しく頂けた。
「海老入り肉シューマイ」直径にして5センチ程度のいわゆる中華料理店でオーダーしたときに提供されるシューマイのサイズ感でプリプリっとした海老の食感と風味に豚肉の脂感と甘味がしっかりと感じられるものだが、このサイズ感のものが2個で500円というのはちょっと高い気がしなくもない。
一方の「肉と野菜入りハルマキ」は皮がフワッと巻いてあることもあって出来立てにかぶりつくとパリッとした食感を感じられる。
中の餡は醤油ダレでしっかりと味つけされており、何となくチンジャオロースをイメージさせるものであった。
そして「五目チャーハン」は海老やチャーシューなどの具がしっかりと入ったものでパラパラっと仕上げられているものの油感はそこまでキツくない。
味付けも鶏ガラ系の調味料でそれなりにされてはいるものの濃すぎという感じではない丁度良いバランスであった。
今回メインで頂いた「担々麺」は麺こそ少しいわゆる普通の中華麺であまり印象は無かったが、スープはしっかりと濃厚な胡麻ペーストと共にラー油ベースのピリ辛さが加わり、そこに挽肉の旨味と甘味がさらに加わる本格的な担々麺のスープ。
ドロドロ系の極濃タイプではないが、それでも十分に濃厚な味わいに仕上がっていた。
広々とした席でゆったりと頂く中華料理という意味で、雰囲気も含めて料理を楽しめる御殿場エリアのオシャレな中華レストランという感じのお店であった。
次回は平日ランチにもチャレンジしてコスパ面からの満足度も味わってみたい。
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