Francis Coppola Black Label Claret 2020（フランシスコッポラ）

ワインデータ：

コメント：
こちらの店定番の30%オフセールで売られていたこともあり、通常であれば4300円程度のものが3000円で売られていたので1300円程度お得に購入できたもの。
色は濃厚なブラックチェリーの色合い。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁から脚が出る。
香りはカシスやブラックチェリーの濃厚でジューシーな果実感をしっかりと感じられる。
樽香は控えめながら程よく感じられ、程よく大地のようなニュアンスも感じられる。
アタックは濃厚でしっかりとチェリーのような甘味を感じられるもの。
その味わいは中盤でも感じられるのだが、そこまでガッツリとしたボディーはなく、すっと流れていくようなイメージ。
しかしタンニンはまだ若々しさを感じられるしっかりとした味わい。
そして余韻はふんわりとバニラを思わせる甘味とタンニンの程よい渋みがしばらくの間ほど良く口の中に残る。
程よい果実感としっかりとしたタンニンの飲みごたえと柔らかい樽香のある上品な味わい。
＜アルコール度数14.5%＞

インプレッション：

この日は食事を済ませていたので生ハムと合わせてみた。
塩味も肉の濃厚な味わいもしっかりとした生ハムということもあってか味わいはしっかり濃厚。
そんなこともあってかカリフォルニアのワインにしては比較的大人しめの味わいということもあってか若干生ハムに負けている感じもしなくはない。
アメリカのワインというとガッツリステーキやバーベキュー料理との相性が良いというイメージがあるが、このワインに関しては鴨のローストのような柔らかい味わいのものの方が相性は良いかもしれない。
＜マリアージュ指数：3可もなく不可もなし＞