名前：煮干らーめん 紫乱
場所：〒233-0002 神奈川県横浜市港南区上大岡西2-6-31
地図はこちらからどうぞ
交通手段：各線 上大岡駅 徒歩3分
営業時間：11:30～15:00、18:00～23:00 無休
また行きたい度：＝☆☆☆＝煮干しの旨味をガッツリと感じられつつも意外とスイスイいけてしまう不思議な濃厚系コッテリラーメン
外部リンク：煮干らーめん 紫乱の食べログへのリンク
備忘録：
（2023/06/14記載）
2023年3月上旬の平日の昼食時間帯に時間が出来たので、以前から気になってブックマークしていたものの行けてなかったこちらの店に行ってみる事にした。
こちらのお店は横浜界隈では濃厚系のラーメンで有名な「丿貫」出身の方がやっているという話。
各種サイトを見てみると、確かに丿貫で提供されている濃厚煮干しラーメンをベースに数種類の濃厚系ラーメンを提供しているとの事。
＜お店の場所はどこ？＞
こちらのお店は上大岡駅から徒歩3分程度の場所にある。
京浜急行線利用の場合、西口方面（鎌倉街道側）に出て、右に曲がって駅を左手に見ながら鎌倉街道沿いに歩く。
2分弱進むと左手に銀行のある交差点があるのでその交差点をそのまま進み、2つ目の信号のある交差点を過ぎたところにお店がある。
お店には看板はあるものの、のぼりなどが無なく、周囲のお店と同化しているのでしっかり見ながら歩かないと見逃してしまう。
こちらが店舗外観。
鎌倉街道沿いにあるのだが、周囲には飲食店が立ち並ぶこともあり、また、そこまで目立つ看板もないので気を付けないと見逃してしまう。
＜混雑状況・店内の様子は？＞
今回は平日の12時40分と少し危ない時間帯に来店したが、コンパクトにまとまったカウンター席のみ7席の店内には先客2名のみ。
同じタイミングで入店した1名以外には客無しという状況であった。
その後はポツポツと入店して7～8割くらいまでは埋まるものの満席で待ちが発生するという感じではなく、平日であれば12時台でも混雑なく入店出来るという印象であった。
こちらが店内の雰囲気。
コンパクトにまとめられたカウンター席には隣席とのパーティションがあり、何となく一蘭スタイルを思わせる。
なお、写真左奥にはおひとり様用のカウンター席があるのでここが空いていれば1人で集中して誰にも邪魔されずにラーメンを楽しめる。
＜オススメのメニューは？＞
こちらのお店は丿貫同様にラーメンと和え玉を提供するスタイル。
ただ、ラーメン・和え玉ともにレギュラーメニューが2種類、日替わり限定メニューが1種類の計3種類での提供となっている。
ラーメンはそれぞれ味玉増しであったり、うずらの卵2個、肉増しハーフ、海苔2枚の特製メニューがある。
日替わり限定メニューは曜日ごとに何が出るかは決まっているのでツイッターで確認するもよし、頻繁に通うのであれば店内のボードでも確認できる。
この日は前日に「丿貫 福富町本店」でオマール海老そばを食べたこともあり、本当であったらオマール海老らーめんをオーダーしたかったのだが「煮干しらーめん（800円）」をオーダー。
ただ、和え玉は「甘海老玉（400円）」だったので、そちらをオーダーすることにした。
なお、こちらの店は口頭でオーダーし料金は後払いスタイル。
こちらがメニュー。
麺と和え玉はレギュラーメニューが2種類ずつ。
それに日替わり限定メニューの麺と和え玉が1種類ずつ、計3種類が提供されている。
ラーメンはそれぞれ味玉増しであったり、うずらの卵2個、肉増しハーフ、海苔2枚の特製メニューがある。
トッピングもそれなりに充実しているので、色々と自分好みにカスタマイズできる。
こちらが日替わり限定メニューの表。
ラーメンについては月替わりで曜日ごとに限定ラーメンが記載されているので、お目当ての限定メニューがある場合は曜日を決めて決め打ち出来るのが嬉しい。
スタッフの方にオーダーして待つこと5分少々で着丼。
こちらが「煮干しらーめん」。
他の丿貫で提供されているものとビジュアル的には近しいが、やや煮干し感が濃い印象。
パッと見た感じは煮干しエキスそのものでドロドロセメント系スープを想像させる。
その上には薄めにスライスされたローストビーフ状の大きめのチャーシューと刻んだ玉ねぎが盛られているとてもシンプルなビジュアル。
まずはスープを一口すするが、見た目の印象とは異なり思ったよりもサラサラっとしたタイプのものであった。
味わいは煮干しのえぐみをほぼ感じさせずに旨味だけを凝縮した濃厚なタイプではあるが、ドロドロ感は一切感じさせない。
トッピングのチャーシューは極薄ではないものの、比較的薄めにスライスされたローストビーフ状のものが2枚トッピングされている。
比較的豚肉の風味をしっかりと感じられるタイプでサイズも大きいので食べ応えはある。
刻み玉ねぎが魚の風味で満たされた口の中をリセットし、そしてまたスープが飲みたくなるというサイクルを作ってくれる。
麺は細めのストレートタイプものを使用。
メニューにも書いてあるのだがデフォルトでやや固めでの提供ということもあり、麺の歯ごたえを楽しむ事が出来る。
スープが思ったよりサラサラなのでストレート麺がスープとそこまでは絡まないこともあり、スープを飲みながら麺を啜って頂きたいタイプ。
そしてこちらが追加でオーダーした「甘海老和え玉」。
和え玉はスープがないタイプで、こちらはしっかり1玉の麺の上に濃厚な海老ペーストと刻みネギ、そしてニンニクが盛られている。
写真では見えないが、麺の下には醤油ベースのタレもあり、しっかりと混ぜないとかなり味が偏る。
しっかり混ぜて頂くと海老味噌と胡椒が効いた濃厚な味わいにニンニクとバターの風味が効いてかなりガッツリとしたインパクトのある味わいとなる。
これだけで汁なしラーメンとして普通に提供できるクオリティー。
＜まとめ＞
名前こそ本家「丿貫」ではないものの、味わいの系統はまさしく同様のタイプ。
今回頂いた定番系メニューの「煮干しらーめん」は丿貫で提供されているものとビジュアル的には近しいが、やや煮干し感が濃い印象。
パッと見た感じは煮干しエキスそのものでドロドロセメント系スープを想像させるが、実際は見た目の印象とは異なり思ったよりもサラサラっとしたタイプのものであった。
味わいは煮干しのえぐみをほぼ感じさせずに旨味だけを凝縮した濃厚なタイプだがしつこさはなく、意外と癖にある味。
そして追加オーダーした「甘海老和え玉」は海老味噌と胡椒が効いた濃厚な味わいにニンニクとバターの風味が効いてかなりガッツリとしたインパクトのある味わい。
これだけで汁なしラーメンとして普通に提供できるクオリティー。
上大岡駅徒歩圏内にこれだけのクオリティーを出すラーメン店があるにもかかわらずそこまで混雑していないが不思議。
23時まで営業しているので、周辺で飲んだあとの締めに濃厚なラーメンを食べて帰るという使い方もアリかも知れない。
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