| 購入場所 |
KYリカー |
| 購入日 |
2021年12月17日 |
| 購入金額(税込み) |
550円 |
| テイスティング日 |
2022年11月22日 |
ワインデータ:
| 国名 |
スペイン |
| 地域 |
N/A |
| 地区 |
N/A |
| ヴィンテージ |
NV |
| ブドウ品種 |
アイレン、マカベオ |
コメント:
毎度のカクヤスワンコインシリーズ巡回時に偶然見つけた新しい泡。
試したことがなかったので早速購入してみたものの、そのまま忘れてほぼ1年後に抜栓することになった。
色はゴールド感を感じさせる輝きのある色合い。
抜栓直後は勢いよく泡が湧き出たが、グラスに注いでしばらくすると細い泡がほどほどに出る程度で、そこまでボリューム感を感じられる泡ではない。
粘度はあまり高くないが、グラスの縁をゆっくりと落ちていくようなニュアンスは感じられる。
香りは濃厚なハチミツやシナモンのような印象を最初に感じる。
果実系というよりは香辛料などのイメージが強いが、その中でもしっかりと熟し甘味が凝縮されて酸味が抑えられたパイナップルやマンゴーのようなニュアンスも感じられる。
加えて僅かに花を思わせるような香りも感じられる。
口に含むと柔らかな泡のニュアンスと共に濃厚でしっかりと凝縮された果実感を感じられる。
アタックは比較的濃厚で、香りで感じたような熟したパイナップルやマンゴーのような果実感と共に少し粗めの感覚がある泡の刺激を感じる。
中盤には少し刺激のある酸と完熟マスカットを丸かじりしたようなジューシーな甘味と程よい渋みがあり、ボディーもそれなりにある。
一方の余韻は比較的短い方ではあるが、中盤から感じられたマスカットの甘いニュアンスがしばらくの間、口の中に残る。
凝縮されたパイナップルやマンゴーのような果実感をたっぷり感じられる力強いほぼワンコインシリーズの泡。
<アルコール度数10.5%>
インプレッション:
| 外観 |
清澄度 |
輝いている |
| 色の濃淡 |
中庸 |
| 粘度の高さ |
滑らか |
| 発泡度 |
ほどほど |
| 気泡大きさ |
大きい |
| 色調 |
ゴールド |
| 香り |
強さ |
ほどほど |
| 果実感 |
マンゴー、パイナップル |
| 乾燥果実 |
フルーツグミ |
| 花 |
みかんの花、マーガレット |
| 味わい |
アタック |
爽やか |
| 甘辛度 |
やや辛口 |
| 酸味 |
適度な |
| タンニン |
適度 |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★ |
| コスパ |
★★★★ |
| 総評 |
★★★★ |

この日は鶏肉のソテー自家製ハラペーニョソース和えと合わせてみた。
自宅で育てたハラペーニョをたっぷり入れたニンニクベースのソースは流石にそれなりに刺激がある。
最初は白と合わせようと思ったのだが、この刺激だと白の味わいが飛んでしまいそうだったので急遽セラーで眠っていたこちらの泡と合わせてみた。
まずはハラペーニョソースなしで頂くが、塩胡椒がほどほどに効いたジューシーな鶏肉はこれだけでも十分に美味しく頂ける味わい。
そこにハラペーニョソースを追加してみると、ガッツリ効いたニンニクとハラペーニョの刺激的な風味で料理の味わいが一気にメキシカンのようなイメージに変わる。
口の中が少しピリッとしたところで泡を頂くと、その泡の優しいニュアンスと濃厚な果実の甘味が口の中を一気にリセットしてくれる。
また、甘味が強くさつまいもと間違えてしまいそうなじゃがいもであるシャドークイーンのベイクドポテトとの相性もなかなかのもの。
泡の刺激は香辛料の効いた料理と相性が良いのは以前から知っていたが、やはり刺激系の料理と泡の相性は間違いなかった。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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