購入場所 | |
購入日 | 2021年12月15日 |
購入金額(税込み) | 3630円(一升瓶) |
テイスティング日 | 2021年12月30日 |
日本酒データ:
地域 | 青森県 |
タイプ | 特別純米 |
使用米種 | 山田錦 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★☆ |
コメント:
手に入りにくい日本酒を定価販売しているサイトを巡回中にたまたま発見。
田酒の特別純米で「華吹雪」を使って作られているものは知っているが山田錦は初めてだったので年末年始用のお酒として購入。
色はクリアで艶やか。
粘度はそれなりにあり、脚がグラスの縁をゆったりと落ちていく。
香りは山田錦らしい華やかで米の旨味をジューシーに感じられるもので、グラスに注ぐと周囲まで広がるほどしっかりとしたもの。
ただ、日本酒感やアルコール感はほとんど感じられず、フルーティーで華やかな香りが際立つ。
口当たりは少しとろみすら感じさせる。
その舌触りとともに米の旨味をぎゅっと凝縮した味わいがアタックに感じられる。
中盤からは舌先に発泡感の刺激を僅かに感じるフレッシュな酸が味わいをキリッと引き締めてくれる。
余韻にもその僅かな発泡感が感じられ、米の甘味がしつこくない程よいバランスで残る。
全体的にとても透き通った味わいながら、米の旨味と甘味やフレッシュな酸の刺激が際立った洗練された印象の一本であった。
<アルコール度数16%>
この日は和食っぽいものたちと合わせてみた。
厚揚げの玉子巾着は溶き卵の中に刻み野菜を混ぜてレンチにというとてもお手軽なメニュー。
お手軽な割には香ばしい厚揚げの味わいと豆腐のような食感になった溶き卵とさまざまな野菜の味わいのおかげかシンプルながらもボリューム感のある味わいになっている。
その味わいにとてもよく寄り添い、発泡感を感じさせるフレッシュな酸が絶妙なアクセントとなっている。
にんじんの葉っぱを使ったおひたしはツナとごまと和えて出汁醤油で味付けをしたもの。
こちらの比較的醤油の味わいが強い料理ともしっかりとマッチし、お互いの味わいを損なわない。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
Leave a Reply