シャトーマルス 甲州ヴェルディーニョ 2018(本坊酒造)



購入場所 マックスバリュー(こちらから購入可能
購入日 2020年07月15日
購入金額(税込み) 1140円
テイスティング日 2020年07月15日

ワインデータ:

国名 日本
地域 山梨県
地区 N/A
ヴィンテージ 2018年
ブドウ品種 甲州100%

コメント:

久しぶりに山梨を訪れた際に、毎度の山梨縛りで購入したもの。
こちらのマックスバリューは滞在先から少々離れていることもあり、基本的には行き帰りでしか立ち寄れない。
今回も行きがけに寄った際にワインコーナーを見たところ、多くの銘柄で30%オフの入れ替えセールを行っていた。
その中で飲んだことのないものをピックアップして購入することにした。
調べてみると、このワインは製造本数が14000本で、販売元HPには限定ワインとの記載があった。
グラスに注ぐととてもやさしい色をしていることが良くわかる。
透明に近いわずかにグリーンがかったような色合い。
粘度はそこそこでゆっくりじわじわとグラスの縁を伝わり落ちていくような感じ。
香りはそこそこしっかりとしており、酸味や植物感が比較的前面に出てきている。
フルーティーというよりは冷涼な印象で、特徴のある香りなので好みが分かれるような感じがある。
口に含んだ直後はあまり主張しない柔らかい酸味を含んだこぢんまりとした印象だが、次第にその酸味が強く主張を始める。
そして後からシャープで刺激のある酸がわずかな発泡感とともに押し寄せる。
キレは比較的良く、酸味が通り過ぎた後の忘れたころにふわっとした柑橘系の甘味を軽く感じられる。
総じて酸味が強めで、キレキレのシャープでスッキリ系のワイン。
言うなれば、キレートレモンのようなすっぱ系飲料のブドウ版というようなイメージ。
今回は1140円とかなりリーズナブルに購入できたので価格相応という印象だが、1600円クラスとして考えると少々味わいが特徴的かもしれない。

インプレッション:

外観 清澄度 透明
色の濃淡 淡い
粘度の高さ 涙が出来る
発泡度 無し
気泡大きさ 無し
色調 グリーンイエロー

香り 強さ 十分な
果実感 青りんご、ライム、かりん
植物 干し草
樹木 針葉樹
化学臭 ミネラル感
味わい アタック 爽やか
甘辛度 極辛口
酸味 十分な
タンニン 少ない
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点
味わい ★★★☆
コスパ ★★★☆
総評 ★★★☆


この日は一緒に買ったお惣菜たちと合わせてみた。
唐揚げやフライドポテト、さらには鶏肉のカシューナッツ炒めとなかなか多国籍。
ニンニクや油、中華系調味料と個性的な味わいの料理だが、意外にもこれらの個性的な料理にシャープな酸味がマッチする。
お惣菜の脂感などを程よくいなしてくれるので、食中酒としては幅広いジャンルの料理と合わせることができそう。

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