名前:いまきん食堂
場所:〒869-2301 熊本県阿蘇市内牧366-2
交通手段:JR豊肥本線 内牧駅から4キロ弱
営業時間:11:00~14:30 水曜日
また行きたい度:=☆☆☆=阿蘇観光に行ったら是非寄ってほしい定食屋さん
外部リンク:いまきん食堂の食べログページへのリンク
備忘録:
2013年3月上旬の土曜に初めて訪れた。
天気予報はくもりであったが、実際にはみぞれがぱらつく天気。気温もかなり低く、3月上旬とは思えない寒さ。
店には10時半に到着したが、既に店の外では10人弱が列をなして待っている。
駐車場は店の前には無く、聞いてみると、店の近くにある神社の中に止めることが出来るらしい。
初めて行った場合には、一旦店の人に聞いてからでないとどこに止めていいのか分からないので、今回はお店のすぐ近くにある「阿蘇市立体育館」の駐車場に止めさせてもらった(無料)。
体育館からお店までは徒歩5分位なので、腹ごなしには丁度良い距離。
10時50分前に店に到着したが、先ほどまでの列が消えていたので店内を覗くと既に営業開始している模様。
座席数は分からないが、1階は小上がりとテーブル、カウンター席合わせて30席程度、2階にも席があるよう。
小上がりの席が空いていたので入店と同時に座れたが、11時を過ぎるとどんどんと人が入ってきた。
11時半前で店内は満席、外で数組が待っている状態であったので、余裕を持って来た方が間違いない。
事前情報によると、赤うし丼(1260円)とちゃんぽん(680円)がイチオシらしいので、迷わずにこの2品を注文。
待つこと15分で提供された赤うし丼は、丼の蓋を開けてびっくり。
ほぼタタキ状態でまだ赤い色をした牛肉が一面に敷き詰められており、中央には半熟玉子が乗せられている。
最初は、玉子は崩さないようにして肉を味わう。
タタキ状態の肉は、外は焼かれる事によって肉の香ばしい旨みがしっかりと感じられる味わいになっており、一方中はまだ生の状態なので、しっとりとした歯触り、肉そのものの旨みが感じられる。
この味わいに、少し甘めのタレがマッチし、非常に贅沢な丼に仕上がっている。
途中で玉子を崩して肉とご飯に和えてみたが、肉の甘さ、タレの甘さに玉子のまろやかさが加わることにより、さらに滑らかな味わいになる。
また、セットで出される味噌汁は、関東の塩気が強めのものとは違い、甘さが前面に出ており優しい味わい。
ボリューム感としては腹八分目程度ではあるが、やはりこの肉の味わいは格別。
一方、驚いたのはちゃんぽん。
「ちゃんぽんなんて、どこで食べても大差ないじゃん」、「別に、この店はちゃんぽんの専門店でもないし」
と思っていたのだが、食べてみてびっくり。
これは文句なしに美味しい。
具、麺ともに特に何か特別なものが入っているわけではないのだが、スープにその旨みが良く溶け込んでおり絶品。
魚介のエキスや、具として入っている野菜を炒めた時のエキスが、出汁にしっかりと溶け込んでおり、専門店も顔負けの味わい。
ただ、観光客に対してはあまりアピール力がないのか、注文している人はそこまで多く無かった。
ボリューム感も赤うし丼よりあり、その上値段もリーズナブルなので、これはオススメの1品。
阿蘇に来たからにはやはり名物の赤うしも是非食べたいところなので、複数人で行く場合にちゃんぽんをシェアするのも良い方法かも知れない。
今回通された1階の小上がりの席
寒さ対策に各テーブルにひざ掛けがおいてある
入口近くにはテーブル席がある
写ってはいないが、写真右側にカウンター席もある
あか牛丼(1200円)
単品で注文しても、味噌汁と漬物がついてくる
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