名前:漁師の店 御食事処 ささ木
場所:〒030-1726 青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩六條間49-1
地図はこちらからどうぞ
交通手段:青森空港から車で90分程度
営業時間:10:00~16:00 不定休
また行きたい度:=☆☆☆=飲食店が少ない竜飛周辺で新鮮な魚介が楽しめる貴重な定食屋さん
外部リンク:漁師の店 御食事処 ささ木の食べログへのリンク
備忘録:
(2018/09/06記載)
2018年8月下旬の週末、青森旅行をした際に訪問した。
今回もレンタカーを使っての移動で、折角なので色々見るところのありそうな竜飛周辺に行くことにした。
一方で、竜飛周辺は目立った食事処がなく困っていたところ、なかなか評判の良さそうな食事処を発見。
当日は青森空港からレンタカーで移動したが、高速道路が無いという事もあってか竜飛周辺まで1時間半程度をかけて到着。
途中何か所か寄り道をしながらであったので到着したのは11時半過ぎ。
カーナビで設定が出来なかったので、大体の場所を設定して、周辺に近づいてからはゆっくり徐行しながら走ったが、海側に突然「漁師の店」と書かれた掘立小屋のような店舗が見えたので減速。
駐車場というものは準備されていないが、店舗横の空き地や反対側のスペースに止めることが出来る。
店舗の裏側はすぐに海。
文字通り「漁師の店」という感じで風情がある。
店内に入ると、先客は1名のみ。
カウンター席4席、小上がりのテーブルが4人掛けのものが2席となかなかこぢんまりとしている。
今回利用したカウンター席。
田舎のおばあちゃんの家のような手作り感がたまらない。
こちらが小上がりの席。
4人掛けのテーブルが2つあり、家族連れにはありがたい。
当然ながら冷房はなく、窓を開け放って外の風を取り入れているが、この日は台風一過という事でかなり強い風が吹き抜けていくのでそこまで暑くはなかったが、風がないと結構厳しいかも知れない。
席に着くと、店主らしい女将が「今日のメニューはこちらの二種類だけになります」と。
指をさされた方を見ると、「魚定食」と「本マグロ丼」と書かれた木の札が下げられていた。
今回は2名での訪問であったので、問答無用でそれぞれ一つずつ注文。
しかも、お値段の記載無し。
注文前に聞けばよかったが、聞かずに勢いで注文してしまった。
こちらは厨房だが、非常にアットホームな雰囲気。
一見するとどこにも料理の材料が見当たらないが、それもそのはず。
注文を受けると、その都度、店の外にある冷蔵庫から食材を持ってきて準備していた。
待つこと15分程度で料理が提供された。
焼き魚はボリュームたっぷりの「赤魚」。
ご飯とみそ汁、小鉢としてもずく、たくあん、マグロのすき身、こんにゃく(?)も添えられておりなかなかのボリューム感。
焼き魚の赤魚だが、非常にジューシーで脂ものっておりとても身離れも良い。
聞いてみると塩を振って干しただけ、との事だが、塩加減も焼き加減も絶妙。
ご飯がいくらでもすすんでしまう。
本マグロ丼に使われている本マグロは、厚めに切られた刺身が丼一面に敷き詰められている状態で提供される。
また、一層ではなく二層にも三層にもなっており、スーパーで売られているマグロの作1本分はあるのではないかという感じのボリューム感。
濃厚で魚感のしっかりとある味わいは当然の事、歯ざわりがとても独特。
水っぽくなく、かと言って歯ごたえがありすぎるわけでもなく、非常にしっかりとした食感。
両方の食事ともに付け合わせにはもずく、漬物、味噌汁とこんにゃくがそれぞれ小鉢で提供された。
もずくは歯ごたえが非常に独特で、しっかり噛んで食べられるほど固い。
スーパーで売っているようなもずくであれば、三杯酢を味わいながらのど越して食べるイメージがあるが、こちらのもずくは非常に野性味があって美味しい。
漬物は若干酒粕のような味わいもあり、少々塩加減が強めでご飯がすすむ手作り感のある味わい。
お店の外観、メニューの男っぷり感(この日は2種類のみ)、また金額のわからないドキドキ感等、なかなか独特な食事処ではあるが、料理のレベルは高く、ローカルの雰囲気を感じながら料理を味わうにはもってこいの店。
なお、この日の「魚定食」は1000円、「本マグロ丼」は1800円であった。
今回は11時半に到着し、12時過ぎに出発したが、その間には観光客・県内からの訪問等で一時的に満席になった。
このエリア内は食事を提供するレストラン形式の店舗は非常に限られているので、竜飛周辺を観光する際には全体のスケジュール感をしっかりと立てておかないと昼食難民になる可能性もある。
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漁師の店 御食事処 ささ木 (魚介・海鮮料理 / 三厩駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3
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