名前:モーベンピック ウェストベイ
場所:West Bay Area, P.O. Box 22752, Doha
地図はこちらからどうぞ
交通手段:ハマド国際空港 タクシーで約30分
また行きたい度:=☆☆☆=キレイで眺めもいいが観光地まではちょっと遠くて少し不便な立地
外部リンク:モーベンピック ウェストベイの公式ページへのリンク
備忘録
(2017/02/17記載)
2016年7月下旬、クウェートから日本に戻る途中、クウェートからの飛行機の到着遅れの影響で乗り継ぎに失敗した関係で、カタール航空からアサインされて利用した。
以前は「モーベンピック タワー&スイーツ ドーハ」という名称であったようだが、現在は公式HPでの名称は「モーベンピック ウェストベイ」となっている。
場所はハマド国際空港から車で30分弱、再開発真っ最中のエリアにあるホテルであった。
いわゆる中東のホテルといったような巨大さや派手さはなく、イメージとしては高級分譲タワーマンションと言ったような感じ。
こちらはレセプションの様子。
派手さこそないが、フロントの対応もよくチェックインもスムーズに行ってもらえた。
円柱状の建物ということもあり、部屋は各階に放射状に配置され14部屋程度、25階建のホテルであった。
今回はクウェートからのフライトが遅れて朝8時過ぎにドーハに到着、夕方19時頃のフライトまでの間を過ごす場所としてカタール航空から提供されたので、部屋のグレード等は全く分からなかったが、受付でバウチャーを見せると9Fの905号室をアサインされた。
ちなみにこのバウチャーはハマド空港内の乗り継ぎカウンターで貰うが、これを持っていると入国手続き時にビザ手数料の支払いは不要。
入国審査官がパスポートとバウチャーにスタンプを押してくれ、そのまま通過することが出来る。
さて、エレベータに乗り9Fまで移動したが、ホテル内の廊下はこのような感じで、デザイナー系ホテルのような雰囲気がある。
入口のドアをあけると入口の先が左右に大きく広がった間取りとなっており、ガラス面の非常に多い。
普通のホテルの部屋はどちらかと言うと縦長の構造になっている事が多いが、このホテルは各部屋が横長になっている。
建物自体が円形なので、フルにその曲面を使った造りになっている。
こちらは窓側から入口側を撮ったもの。
入口付近も十分なスペースが確保されており申し分なし。
また、長期滞在者向けなのか、ちょっとした調理スペースも用意されている。
今回は海側の部屋をアサインされたので、部屋からのからも眺めも悪くない。
こちらは一番海よりを撮影したもの。
遠くにドーハのビル群を眺めることが出来る。
だた、陸地側を見ると、隣に建設中のビルがあったりと、まだまだ開発途上の地区であることが見て取れる。
こちらはトイレ・バスルームの様子。
バスタブとシャワーが兼用のユニットバスタイプでコンパクトにまとめられている。
ただ、洗面コーナーとの仕切りがシャワーカーテンではなく半分がガラスで仕切られているタイプ。
見た目の高級感アップに寄与している。
一方で、ベッドのサイズが少し小さいように感じた。
小さいと言っても横幅は十分、縦が少し短めで、身長180センチの人が寝たらはみ出てしまうのではと思うほどであった。
コンセントはインターナショナルタイプで複数個所に設置されているので、各種電子機器の充電には困らないが、電圧は250Vなので使用時は要注意。
レストランは1F(実質の2F)にワンフロアを使ったものがあり、今回は朝食と昼食と無料で食べることが出来た。
「ForKnife」という名前のレストラン。
利用した時間帯ではビュッフェ形式での料理提供であった。
サラダ・フルーツ・コーンフレークから温野菜やカレー、ハム、スモークサーモンや、珍しいところだと小龍包的なものもあった。
朝食で提供されていたメニュー。
ペリエももちろん無料で頂ける。
こちらは昼食ビュッフェのメニュー。
朝食メニューとかなり雰囲気が変えられている。
今回は宿泊ではなく、かつ航空会社から指定されて利用したので、個人で予約をして費用を支払った場合のインプレとは違った視点となるが、ドーハに観光で来た際に使いたいかというと、正直答えはNOであった。
ホテルの質が悪いというのではなく、単純に立地があまりにも中途半端過ぎるところに尽きる。
ドーハの目玉でもあるスークワキーフやイスラム美術館まではタクシーで行かなければならず、また、周辺にはぱっと見たところお洒落で美味しそうなレストランも見当たらない。
費用が安く済むのであれば選択肢の一つにはなりうるが、旅行サイトで見る限り安くても一泊1万円台中盤なので、なんとも微妙なところである。
一方、食事の質が高く種類も豊富なので、出張等のビジネスでの利用であれば非常にオススメ出来るホテルである。
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