スークワキーフ・ブティックホテル宿泊記(Souq Waqif Boutique Hotels)


名前:スークワキーフ・ブティックホテル

場所:Souq Waqif, P.O. Box 3496 Doha, Qatar
地図はこちらからどうぞ

交通手段:ハマド国際空港 タクシーで約25分

また行きたい度:=☆☆☆☆=スーク散策の拠点にピッタリ イスラム美術館までも徒歩圏内
外部リンクスークワキーフホテルの公式ページへのリンク

備忘録

(2017/02/26記載)
2017年1月上旬にカタールを訪れた際に宿泊した。
一泊目はホテル自体で優雅に過ごすことを目的として「シャーク ヴィレッジ&スパ ア リッツ カールトン ホテル」を選択したが、二泊目はドーハの観光スポットとして人気の高いスークワキーフとイスラム美術館まで徒歩でアクセス出来る利便性からこのホテルをチョイス。

予約サイトからは「スークワキーフ ブティックホテルズ」というホテル名で予約をし、タクシーの運転手に行き先を告げるとその名のあるホテルの前で落としてくれた。


こちらがホテル正面。
こぢんまりとした感じではあるが、車寄せもあり結構しっかりとしている。

早速ホテルの中に入りレセプションに行くと、チェックインは本来は15時だが部屋の準備が出来ているとのことで、到着は12時半過ぎではあったがすぐに部屋をアサインされた。

こちらのホテルは部屋のランクが11ほどあるが、このホテルはあくまで観光メインの「寝るためのホテル」ということで、
予約したのは下から3つめのグレードの「デラックスルーム」であった。
しかし、チェックインをした際に「今回は初めての宿泊ということで、折角なので我々のホテルをもっと知っていただきたく」と言われ、アップグレードされてた。
驚きつつお礼を言い、さあ部屋に案内して頂こうと思っていたら、「外に停めてあるカートでご案内します」と。

ゴルフの電動カートのような車(?)に乗せられ、いざ移動開始。
今回宿泊したホテルは「スークワキーフ」というドーハの中でも大きくて有名なスークに隣接するホテルだが、カートでの移動途中に、担当者が色々と説明してくれた。

このホテルは「スーク」というレストランや日曜雑貨やお土産等、様々なお店が軒を連ねる日本的に言うといわゆる「ショッピングセンター」の中に複数拠点を持つホテルで、どうやらそのグループ総称が「Souq Waqif Boutique Hotels」という名称との事。
今回我々がチェックインしたホテル以外にもこのスークワキーフ内に計9つのホテルを所有しており、そのホテル間の移動にこの電動カートを利用しているとの事。
我々が今回通されたのはこのスークワキーフブティックホテルズの中の一つである「Al Bidda(アル ビッタ)」というホテルであった。


こちらが我々が宿泊するホテル。
お洒落な造りで、「ブティックホテル」と呼ぶにはもったいない。
ホテルは2階建てで横長の造り。

入口を入ると目の前がすぐにレセプションで、エレベーターもその右側に1機のみと狭い印象を受けるが、実はレセプションの後ろには2階まで吹き抜けになったダイニングがある。
到着するとすぐに担当者が部屋まで案内してくれた。


エレベーターを使い2Fまで上がり、モダンな造りの廊下を通って部屋まで向かう。


建物自体は横長で、部屋がロの字型に配置されており、中央部分はこのように吹き抜けになっている。

今回アサインされたのは吹き抜けの反対側にある216号室。


こちらは他の部屋に比べると横長の構造なので、窓が多く設定されている。

部屋に入りまず驚いたのがその広さ。
日本で言えば、2LDK程度のマンション並の広さ。
リビングとベッドルーム、更にはパソコン等で作業が出来るようなテーブルが置かれているスペースに加え、信じられない程広いバスルームが奥に広がる。


玄関を開けると目の前にこのリビングルームが広がる。


そして、リビングルームから視線を左にやると、ベッドルームが見える。


ベッドルーム後方にはワークデスクのあるちょっとした部屋がある。


ベッドに寝転がりながらテレビが見られるようになっており、さらにはリビングルームにもテレビが設置されている。

そして、奥に進むとそこにはバスルームとトイレのスペースがある。


この写真に写っているスペースだけでもビジネスホテルであればシングルルーム以上の広さがある。

バスルームは当然ながらシャワーとバスタブは別になっているが、シャワーブースの広さがとにかく半端ない。
日本のマンションであれば、このシャワーブースの広さでシャワーとバスタブはもちろんの事、洗面所等を余裕でカバーしてあまりある広さであった。


写真では今いち広さが伝わらないが、奥行きは2メートル位ある。


シャワーブースの左側にはバスタブが設置されている。
このサイズもまた巨大。


こちらは洗面台とトイレスペースの写真。
とにかく「広い」の一言しか出ない。

部屋の調度品もどこか中東チックな感じを漂わせている。
リビングとベッドルーム、書斎スペースはそれぞれパーティションで仕切られているのだが、これが向こうの見えない壁ではなく、細工がされた木のパーティションを使用しており向こう側が見えることもあってか開放感を感じる。

ベッドのサイズも申し分無し、アメニティーも歯ブラシを含め最低限のものはしっかりと準備されているので、何も持っていかなくとも問題なし。
また、ヘアドライヤーも常備されているので、わざわざ借りる必要もない。

但し、残念なのがコンセント。
かなりの数のコンセントが部屋の中にあるのだが、その全てが日本のコンセントとは異なるタイプで日本のものは直接挿すことが出来ない。
もちろん、レセプションに言えば変換アダプターを借りることが出来るのだが、このあたりはもともとインターナショナルタイプのコンセントを準備しておいて欲しいところ。

ただ、テレビを繋いでいるネットワーク機器にUSBソケットがあるので、携帯程度であればわざわざ変換アダプターを借りなくてもなんとか凌ぐことは出来る。
今回はたまたまスイートにアップグレードしてもらったのでコストパフォーマンスという点からの評価は出来ないが、ホテル自体がスーク内にある為、食事に困ることはまずない。
また、イスラム美術館等も徒歩圏内ということもあり、コンパクトに短時間でドーハを味わいたい人には非常にオススメ出来るホテルであった。

1 Trackback / Pingback

  1. 2泊3日 ドーハ観光コース | キムラのメモ

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