
名前:奥三河製麺
場所: 〒441-1318 愛知県新城市八束穂 五反田329-7
地図はこちらからどうぞ
交通手段:新東名高速道路 新庄インターから車で約3分
営業時間:11:00~18:00 無休
また行きたい度:=☆☆☆=いのししの骨からとった出汁を使った「ししラーメン」が面白い道の駅の中のラーメン店
外部リンク:奥三河製麺の公式HPへのリンク
備忘録:
(2025/05/01記載)
2025年3月中旬の平日の昼食に利用。
この日は車で名古屋まで向かう用事があり、丁度休憩時間を取れるタイミングで「道の駅もっくる新城」という看板を発見。
ETC2.0であれば途中下車しても高速料金は変わらないのと、この先は昼食を食べられる場所が高速のサービスエリアしかなさそうなので思い切って途中下車してみることに。
<お店の場所はどこ?>
場所は公共交通機関だとJR飯田線の三河東郷駅で、そこから1キロ少々となる。
今回は車で向かったが、高速のインターを降りて真っすぐ進むと看板が出ているので迷うことはない。
こちらが道の駅の外観。
かなり立派で、中にはフードコートやお土産、地元の野菜などが売られている。
建物入口には「もっくる新城」と書かれているが、公式HPを確認してみると「もっくる」の由来は木材・来るの意味との事。
温もりを感じる木材をふんだんに使用、地域の産物を余すことなく活用し、人々集まる(来る)活気あふれる道の駅をイメージしました。
とのことで、方言とかではなさそう。
<混雑状況・店内の様子は?>
建物内にはフードコートや売店などがあり、今回利用したフードコートエリアにはラーメン、定食、ベーカリー、五平餅などが提供されている。
フードコートということで料理を受け取る店舗は異なるものの、食べるエリアは共通となっており、今回利用した平日の12時半の時間帯は6割程度の席が埋まっている感じであった。
フードコート内は基本4名卓のテーブルとなっており、それが30卓程度でトータルキャパは100席少々といった感じであった。
平日でも昼時はそれなりに温雑するので、休日のランチタイムは待ちを含めて覚悟する必要がありそう。
こちらがお店の雰囲気。
フードコートの一番奥側にあるので、入口からだと気付かない。
建物自体が開放的な造りになっているので、フードコートではあるもののそこまで閉鎖的な感じではない。
<オススメのメニューは?>
今回は事前に下調べなくフードコートに向かったが、こちらではラーメンや定食、ベーカリーなどを楽しめるよう。
少々迷ったので軽く調べてみると、こちらに入っているラーメン店はいわゆるフードコート直営の何となく味が想像できるお店ではなく、愛知県で展開している「ラの壱」というラーメンチェーンの麺を使用しているとのこと。
また、イノシシの骨からとったスープで作ったラーメンを数量限定で提供しているということで、その「ししラーメン(900円)」を頂いてみることにした。
スープについても「ラの壱」の白湯スープを使っているとのことで、もしかすると「ラの壱」の監修が入っているラーメン店かも知れない。
なお、他にもシカ肉入りジビエカレーなどを提供しており、フードコートのお店にしてはなかなかレベルが高い。
オーダーは食券をカウンターで渡し、フードコート定番の呼鈴を貰い待つ方式となっている。
オーダーは券売機で食券を購入する方式だが、券売機の上にはメニューが写真付きで乗っているのでイメージをつかみやすい。
こちらが券売機。
以前は交通系ICカードも使えたようだが、今は休止で現金のみの取り扱いのよう。
食券を購入して待つこと5分弱で呼鈴がなり料理を受け取りに行く。
こちらが「ししラーメン」。
少し濃いめの醤油スープの上には刻みネギと千切りにしたゴボウを揚げたもの、そしてイノシシ肉がトッピングされている。
まずはスープを一口頂くが、ほんのり動物系の香りを感じられるもの。
見た目はスッキリ醤油系を思わせるビジュアルだが、実際には思ったより脂感があるタイプ。
醤油ベースのスッキリ目な味わいに鶏油や椎茸エキス、いのししの風味が加わりシンプルスッキリながらコクがあり、フードコートのラーメンとは思えないクオリティー。
そしてトッピングで乗せられているいのしし肉は思ったよりも柔らかく、若干生姜で臭み消ししてあるがワイルド感のある味わいで特徴的。
合わせる麺は愛知でチェーン展開しているラーメンブランド「ラの壱」のもの。
白っぽい色合いの細めでやや縮れタイプで、ほんのりと小麦粉感を感じられる。
いわゆる中華麺という感じで、スープとの相性も悪くない。
<まとめ>
今回はたまたま高速を走っていてこちらの道の駅が目に入ったので来てみたが、ラーメン店としてはそれなりにレベルが高いお店であった。
トンコツや醤油、塩と言ったいわゆる定番のラーメンからは少し外れた珍しい「いのしし骨スープ」のラーメンを提供しているということで興味本位で頂いてみたが、これはこれでなかなかの味わい。
少し濃いめの醤油色をしたスープはほんのり動物系の香りを感じられるもの。
見た目はスッキリ醤油系を思わせるビジュアルだが、実際には思ったより脂感があるタイプ。
醤油ベースのスッキリ目な味わいに鶏油や椎茸エキス、いのししの風味が加わりシンプルスッキリながらコクがあり、フードコートのラーメンとは思えないクオリティー。
そしてトッピングで乗せられているいのしし肉は思ったよりも柔らかく、若干生姜で臭み消ししてあるがワイルド感のある味わいで特徴的。
合わせる麺は白っぽい色合いの細めでやや縮れタイプで、ほんのりと小麦粉感を感じられるもの。
麺もスープも愛知県で展開している「ラの壱」の物を使っているということで、もしかすると「ラの壱」がプロデュースしているお店かも知れない。
ラーメンの他にもシカ肉を使った「ジビエカレー」なるものも提供しているようで、こちらも頂いてみたい。
「奥三河製麺」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます
Leave a Reply