購入場所 | 蔵元直売所(こちらから購入可能) |
購入日 | 2024年05月02日 |
購入金額(税込み) | 1980円 |
テイスティング日 | 2024年06月26日 |
日本酒データ:
地域 | 長野県 |
タイプ | 純米吟醸 |
使用米種 | 五百万石 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★☆ |
コメント:
個人的に好きな銘柄で以前から蔵元に行ってみたいと思っていた酒蔵だったが、ようやく機会があって行くことが出来た際に購入したもの。
無濾過生原酒ながら色はクリアで無色に近い。
粘度はそれなりでグラスの縁に程よく脚が出る。
香りは非常の芳醇。
吟醸酒らしい洋ナシや熟したリンゴを思わせる豊かでフレッシュな甘味をしっかりと感じられる。
穀類のニュアンスは一切なく、非常にフリーティーで良い意味で日本酒感が少ない。
味わいも香り同様に非常に芳醇で濃厚。
フレッシュでまだガス感がほのかに残る酸と共に、旨味をたっぷりと含んだジューシーな米の甘味が口一杯にひろがる。
程よいアルコール感と共に日本酒のニュアンスも中盤で感じられ、しっかりとした味わいを楽しめる。
余韻はキレが良く、シャープなアルコール感と共にほのかにヒノキなどの木のニュアンスも感じられる。
こちらの酒蔵の無濾過生原酒シリーズはそれぞれの米の特徴を引き出すとともに、ジューシーな香りやフレッシュな飲み口、甘味を引き出すのがとてもうまい。
今回の五百万石についても豊かで芳醇な香りと共に濃厚ながらしつこくないジューシーな味わいが特徴的であった。
<アルコール度数16%、精米歩合50%>
この日は海鮮丼と合わせてみた。
海鮮が安く購入できたので、少し漬けにしてそのほかはシンプルにご飯に乗せて大葉で飾り付けたもの。
しっかりとした味わいの日本酒ということもあって、味の付いた漬けマグロの風味にも全く負けず、むしろ漬けマグロの方が少し遠慮しているのではと思えるほど。
脂の乗ったブリや中トロ切り落とし、サーモンなどの魚介系の風味をしっかりと感じられる食材たちともぶつからず、海の無い地方ながら海産物との相性はなかなかのもの。
このエリアの食材との相性を考えると、蕎麦はつけダレ次第ではあるが少し負けてしまいそうな感じもある。
むしろヤマメやイワナなどの川魚をカリッと香ばしく焼き魚で仕上げて合わせてみたい気もする。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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