阿波屋 (2024/03)


名前阿波屋

場所:〒770-0917 徳島県徳島市両国橋34
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR線 徳島駅 徒歩15分

営業時間:11:00~14:00、19:00~2:00(月~水)、11:00~14:00、19:00~3:00(金・土)、11:00~14:00、19:00~24:00(日) 毎週木曜日

また行きたい度:=☆☆☆=醤油とトンコツの風味が効いた茶系のスープに豚肉と生卵を順番に絡ませ味変を楽しめる深夜まで営業している徳島ラーメン専門店

外部リンク阿波屋の食べログページへのリンク

備忘録

(2024/05/26記載)
2024年3月下旬休日の夜に訪問。
この日は夕食をこのエリアの居酒屋で済ませて、二次会として別の居酒屋に行ったところ、21時近くにも関わらず満席…。
二次会に行く前提でお腹には余裕を作っておいたこともあり、さまよいながら歩いているとこちらの店を発見。

<お店の場所はどこ?>
場所は公共交通機関だとJR徳島駅から徒歩でのアクセスとなる。
今回はホテルをこちらのエリアで予約したこともありアクセスにはあまり困らなかったが、JR徳島駅周辺からだとそこそこ離れている印象。
なお、周辺は飲食店街となっており、道そのものは広いのだが近い場所にはコインパーキングがあまりなさそうなので、車でのアクセスはあまり良くない。


こちらが店舗外観。
アーケード街の中にあり入口もそこまで大きくないのだが、夜になると周辺のお店が閉まっていることもあり、店舗を照らす照明と赤ちょうちんが良く目立つ。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は週末の21時ということで、「飲んだ後の締め」ラーメンの時間帯かと思って混雑を想定して向かったが、カウンター席や6名掛けテーブル席のある計40席程度のキャパの店内には先客が2組のみ。
我々が食事をしている間に少しだけ出入りがあったものの、終始2~3組程度の客入りということで、こちらのお店の営業時間が翌3時までであることを想定すると、もしかすると時間が少し早かったのかも知れない。
また、JR徳島駅からも徒歩圏内という意味では少し遠いことも影響しているのかも知れない。


こちらが店内の雰囲気。
ラーメン店としては広々とした造りになっており、テーブルも少々窮屈ではあるが6名掛けになっているので大人数での来店でも問題なし。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は中華そばの店ということで、メニューはお店の名前を掲げた「阿波屋そば」と「中華そば」の2種類のみ。
スタッフの方に違いを聞いてみると、中華そばの方が徳島ラーメン寄りで、お店の名前の入った阿波屋そばは背脂入りのラーメンとのこと。
その他にご飯ものとして「肉のせ飯」や「玉子かけ飯」、餃子などもあるよう。
飲んだあとということもあって背脂入りにも惹かれるのだが、ここはシンプルに「中華そば(700円)」をオーダーすることにした。
なお、オーダーはスタッフの方に直接お願いする方式になっている。


こちらがメニュー。
メニューはテーブル毎に準備されているので、席に着いてからゆっくりとメニューを選ぶことが出来る。

オーダーしてから8分程度で着丼。


こちらが「中華そば」。
いわゆるトンコツスープよりも色合いが濃く、一方でそこまで脂感がないタイプのスープの上にはデフォルトながら徳島ラーメンの特徴である豚肉と生卵がのっている。
その上に刻みネギともやしがトッピングされており、見た目はなかなかインパクトがある。

まずはスープを味わうが、見た目から感じられる濃厚さとは裏腹に意外とスッキリとした味わい。
しっかりとした旨味はある一方で、醤油の味わい感すっきりで獣系の風味も臭みが無いタイプ。
徳島ラーメンの中では「茶系」と呼ばれているタイプのよう。

徳島ラーメンの特徴であるトッピングの豚肉は生姜の風味がしっかりと効いた濃厚な味付けのもの。
この豚肉をスープにくぐらせると、豚肉に染み込んだ甘味のある煮汁がスープにいい感じで溶け出し、最初はすっきり系と思っていたスープの味がとたんに変化する。

そして、最後に生卵を割ってスープに溶くと、更にスープが甘く、そして濃厚になる。
最初から生卵を溶いてしまうのもアリだが、個人的には味変を楽しむためい途中からやるのがオススメ。


合わせる麺はストレートで細めのもの。
ラーメンの麺にしては色が若干白みがかっていて少し透き通っている感じもある。
ツルツルとした食感は若干そうめんの喉ごしを思わせる。

<まとめ>
今回は飲んだ後に下調べ無しの飛び込みでこちらのお店に行ったが、その割には満足度はそれなりに高かった。
こちらの店のラーメンはいわゆる「茶系」と言われる徳島ラーメンで、トンコツスープよりも色合いが濃く、一方でそこまで脂感がないタイプのスープの上にはデフォルトながら豚肉と生卵がのっているもの。
そのスープは見た目から感じられる濃厚さとは裏腹に意外とスッキリとした味わいでしっかりとした旨味はある一方で、醤油の味わい感すっきりで獣系の風味も臭みが無いタイプ。
トッピングの豚肉は生姜の風味がしっかりと効いた濃厚な味付けのもので、スープにくぐらせると、豚肉に染み込んだ甘味のある煮汁がスープにいい感じで溶け出し、最初はすっきり系と思っていたスープの味がとたんに変化する。
また、最後に生卵を割ってスープに溶くと、更にスープが甘く、そして濃厚になるが最初から生卵を溶いてしまうとデフォルトの味が味わえないので、個人的には味変を楽しむためい途中からやるのがオススメ。
合わせる麺はストレートで細めのものでラーメンの麺にしては色が若干白みがかっていて少し透き通っている感じもあるツルツルとした食感のそうめんの喉ごしを思わせるものであった。
ずば抜けた味わいというわけではないが、徳島ラーメンらしい味わいを楽しめるもの、かつ深夜まで影響していることもあり、付近で飲んだならば締めに味わうというコースはかなりオススメであった。

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阿波屋ラーメン / 阿波富田駅徳島駅

夜総合点★★★☆☆ 3.4

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