司牡丹 生鮮酒 あらばしり生原酒 冬 純米



購入場所 マルナカ南国店
購入日 2022年12月15日
購入金額(税込み) 1595円
テイスティング日 2022年12月16日

日本酒データ:

地域 高知県
タイプ 純米
使用米種 五百万石、北錦
好み度(MAX五つ星) ★★★★☆

コメント:
高知を訪れた際に地元のスーパーで購入したもの。
生酒の原酒であらしぼりという全部入りの季節限定だったので購入してみた。
色はほぼクリアで輝きがある。
グラスがホテル備え付けのものなので正確な粘度はわからないが、グラスの縁にしっかりと脚が出ているので粘度はかなり高そうな印象。
香りはフレッシュでシャープなアルコール感を感じつつも濃厚でジューシーな米の甘味をしっかりと感じられるが、果実感というよりはフルーツグミのような甘味をぎゅっと凝縮したようなイメージ。
口当たりは純米らしく穀物由来のシャープな味わいをアタックに感じられるが、その後すぐにフレッシュでまだ少し刺激を感じられるような酸と共にぎゅっと濃縮された米の旨味をたっぷりと感じられる。
余韻には程よい穀物感を感じつつも比較的キレは良い。
濃厚な米の旨味と甘味にフレッシュでチリチリとした刺激のある酸の口当たりが特徴的な季節限定の新酒。
<アルコール度数:17%、精米歩合65%>


この日は日本酒を買った同じスーパーで売っていたカツオのたたきと合わせた。
流石カツオのたたきの本番だけあり、普通に良く見るたたき以外に「厚切り」のたたきも売っており、その厚切り感がかなりのものだったので試してみることにした。
通常のカツオのたたきと比較して2倍近い厚みがあるので、その分食べ応えもありカツオの味わいもしっかりと感じられる。
強火で短時間でしっかりと表面だけを香ばしく焼き上げており、その香ばしい香りと脂がしっかりと乗った身の味わいが美味しくないわけがない。
今回合わせた日本酒が比較的旨味と甘味の強いタイプではあったが相性は悪くなく、魚の臭みも強調されず少し酸味のあるツケだれの味わいにも負けずに普通に美味しく頂ける。
コク旨系の味わいなので比較的色々な料理と合わせられそうだが、タレ系の甘味が主張する味わいの料理よりも塩で頂く天ぷらや塩系の焼き鳥などとの相性が良さそうな印象。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>

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