Maison Joulie 2002（メゾン・ジュリエ）

購入場所：信濃屋 馬車道店
購入金額：1980円

コメント：
最近は赤も白もニューワールド系が多かったので、たまにはフランスのピノを飲んでみようと思い購入したもの。
2002年という良年、更には10年熟成ながら、ネゴシアンものという事もあり比較的安い値段で購入出来た。

色は若干オレンジがかっており、香りも酸味を伴った若々しさを感じさせるピノの香りではないものの、実際に飲んでみるとそのパワフルさに驚いた。
10年熟成とは思えない力強さと果実感。もちろん、若さ由来のはじけるような酸味やフレッシュな果実感はないが、まだ古酒というイメージとは程遠い。
とはいえ、10年の熟成を経ているので果実感も濃厚ながら落ち着いており、非常に芯のあるボディー。

「ピノは好きだけど、若いピノだとあの酸味が苦手」と感じている方や、「安い熟成ピノだと、果実感たっぷりのピノっぽさがどうしても熟成の影響でなくなっちゃうよね」という方に是非飲んでもらいたい。