ENATE ROSADO Cabarnet Sauvignon 2018(エナーテ)



購入場所 エノテカ
購入日 2020年03月14日
購入金額(税込み) 2090円
テイスティング日 2020年07月28日

ワインデータ:

国名 スペイン
地域 ソモンターノ
地区 N/A
ヴィンテージ 2018年
ブドウ品種 カベルネソーヴィニヨン100%

コメント:

以前立ち寄ったエノテカで「何か面白い変わり種のワイン、かつデイリー価格帯の物を」と難しいリクエストでお願いした際に勧められたもの。
購入当時はまだ寒い時期だったのでそのままセラーに入れっぱなしであったが、暑い時期になってきたのでこの日の料理との相性も考えて試してみることにした。
色合いは軽めの赤ワインと言っても良いくらいしっかりと色づいている。
少しピンクが買ったキレイで透明感のある色合い。
粘度はそれなりにあり、グラスの縁をゆったりと落ちていくようなイメージ。
香りはほどほどだが、もしかするとかなりしっかりと冷やしてしまった影響かもしれない。
ただ、そのような状況でもフランボワーズやさくらんぼのようなフレッシュでチャーミングな果実感に、爽やかな酸味を感じさせる。
とても軽やかで爽やかな香り。
口当たりは柔らかく、爽やかな甘味から感じられる。
しっかりと旨味が凝縮されたベリー系のジャムのようで、とてもジューシー。
この旨味は中盤までしっかりと続き、余韻は思ったよりシャープ。
最後までしっかり酸味と、わずかな苦みも感じられる。
これがカベルネソーヴィニヨンから作られたロゼというのも不思議。
また、アルコール度数も14%と少し高めなので、優しい飲み口についつい飲みすぎてしまわないよう注意が必要。

インプレッション:

外観 清澄度 鮮やか
色の濃淡 中庸
粘度の高さ 涙が出来る
発泡度 無し
気泡大きさ 無し
色調 さくらんぼ

香り 強さ ほどほど
果実感 ストロベリー、木苺、さくらんぼ
乾燥果実 イチゴジャム
化学臭 ミネラル感
味わい アタック 心地よい
甘辛度 やや甘口
酸味 爽やか
タンニン 適度
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点
味わい ★★★★
コスパ ★★★
総評 ★★★☆


この日は豚ロース肉の野菜巻きと合わせた。
豚肉は焼くのではなくレンチンで作っており、かつロース肉なので脂感は抑え目。
料理単品としては美味しく頂けるのだが、ワインとの相性はいまいち。
ジューシーでしっかりとした甘味や果実感は感じられ、その点では相性は良さそうなのだが、ワインだけで飲んだ時に感じていた余韻の苦みがかなり強調されてしまう。
折角のワインの味わいがもったいない組み合わせであった。
このワインは食前酒、もしくは食後にナッツなどをつまみながらのんびりと楽しみたい一本であった。

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