名前:萬屋本店
場所:〒248-0006 神奈川県鎌倉市長谷2-11-46
地図はこちらからどうぞ
交通手段:江の島電鉄線 長谷駅 徒歩5分
営業時間:10:00~15:00、17:30~20:00 毎週火曜日(※要予約)
また行きたい度:=☆☆☆☆=古き良き「和」の世界とフレンチが融合した新しいスタイルのレストラン
外部リンク:萬屋本店の公式HPへのリンク
備忘録:
(2018/01/04記載)
2017年のクリスマス、長谷付近へ散歩がてらこちらのお店でランチを頂くことにした。
普段は「大正ロマン」をテーマにした結婚式場として利用されているとのこと。
平日なら完全貸し切り、休日でも2組のみという、かなりプライベート感のある場所。
こちらが店舗外観。
大きな暖簾がかかっており、入っていくのに少々ためらうが、暖簾のくぐり引き戸を引いて建物の中に入る。
中に入ると、そこにはレトロな空間が広がる。
こちらは元々鎌倉市の前市長の自宅だったものをリノベーションしたとのこと。
元々は由緒ある酒屋だったという事で、壁には木彫りの販売許可証が飾られている。
こちらに見える階段で二階へ行くことが出来る。
二階は結婚式の際の受付や親族控室等があり、通常の食事利用の際には立ち入ることはない。
建物入った場所から外を見た写真。
しっかりと暖簾がかけられているので、入るのに少々ためらう。
こちらでしばらく待った後、奥にあるダイニングルームへと案内される。
落ち着いた感じのダイニングルーム。
結婚式で利用する際はここが披露宴会場となるとのこと。
4名~6名掛けのテーブルを10卓程度入れることが出来る広さ。
中央に仕切りを設けることで、よりこぢんまりと行う事も出来るとのこと。
さて、こちらが本日のメニュー。
メインには魚か肉を選ぶことが出来る。
まずはアミューズの「一口メンチカツ」。
肉のとてもジューシーな味わいが感じられ、一口で食べてしまうのがもったいない。
こちらは前菜の一品目。
「旬の焼き野菜の一皿」という事だが、ワイングラスでの提供というのがとても斬新。
バーニャカウダソースも付いていたが、鎌倉野菜の味わいがそれぞれしっかり感じられるので、ソースは最小限で十分。
こちらが「前菜の二品目」。
鯛の炙りがのせてある器は、ふたを開けると中には一番出汁が入っている。
そこに鯛の炙りをくぐらせて頂くスタイル。
こちらも、食事に驚きを演出している。
こちらが「鎌倉プティパン」。
モチモチフワフワした食感でバター無しでも美味しく頂ける。
こちらはスープ。
「薩摩芋のすり流し」。
薩摩芋の味わいをかなりしっかりと感じられるスープで、トッピングされている薩摩芋と合わせていただくと、素材の甘さが際立つ。
メインは折角なので肉と魚をそれぞれ注文した。
ここでグラスワインを注文したが、赤は「シャトー カマンサック」、白は造り手は失念したが「シャブリ プルミエクリュ」であった。
こちらが肉料理。
「氷温熟成ポークの2種類調理方法」。
ローストポークというような感じの味わいで、いわゆるグリルやソテーという感じではなく、とても柔らかい味わい。
生七味がアクセントになりとても優雅な味わい。
こちらは魚料理。
「鰆のグリル 実山椒のソース」。
優しく焼き上げられた鰆は外はカリカリで中はジューシー。
実山椒のソースはそれほど辛くなく、とても上品。
そして、締めに「鯛茶漬け」を出して頂いた。
お茶漬け用の汁は、先ほどの一番出汁を使用しているとのこと。
濃厚な昆布や削り節の味わいと焼きおにぎりの食感、鯛の甘さが見事にマッチする。
デザートは字だけでは分かりにくいので、スケッチととも案内される。
名前からだけではあまり料理の想像をしにくい男性にとってはとても嬉しいサービス。
選んだのは「キャラメリゼした林檎のパイ バニラアイス添え」。
ワインの味がかなり強めに効いている林檎のコンポートが大人の味。
コーヒーのほかにも緑茶も選べるが、流石にコーヒーと緑茶は少々組み合わせ的に厳しいかも知れない。
今回は昼の利用であったが、コース料理が1名3700円、シャンパン2杯と赤・白ワインをそれぞれ1杯ずつ頂いて12000円弱。
小人数の落ち着いたオシャレなスペースで、しっかりとしたアテンド付きで楽しめるなら決して高い金額ではない。
また、結婚式で利用する際には演出等ではなく料理にこだわりたい方にもオススメ出来る場所であった。
「萬屋本店」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます
Leave a Reply