フランス Wi-Fi事情



(2017/09/06記載)
今回のフランス旅行でスケジュールを立てるにあたって、まずは滞在地での通信手段の確保を行う事に。

候補としては
1.日本でモバイルルーターを日数分レンタルして持参(3Gプラン、1日500MB制限で980円/日)
2.日本で海外利用可能のSIMを購入して持参
3.現地でSIMを購入
とあったが、
1.は便利だが5日間で約5000円、通信量が最大2.5GBであること
3.は色々調べると値段こそ2000円程度からあるものの、アクティベーションが面倒くさい(本人確認の為パスポートの写真をネット経由で送付する必要がある、サイトがフランス語のみ等)、街中の携帯ショップがかなり混雑していて結構時間がかかる等のレビューが多く見られるので却下
最終的に2.の「日本でSIMを事前に購入」のオプションを選ぶことにした。

調べて見るとこれもかなりの種類があり、3000円で3GB・60日有効・複数国での使用可能、しかしテザリング不可であるイギリスの格安通信会社「Three」のもの等あったが、最終的には4000円で3GB・15日有効・日本でも使えるタイの通信会社「AIS」Sim2Fly 899Bを購入することにした。
こちらはフランスだけでなく、日本でも使うことが出来るので、今回の日本滞在中のネット環境確保という意味を含めても非常に良い選択肢。

早速ネットでポチると3日後くらいにクロネコメール便で配達された。
中を開けてみると非常にシンプルな状態でSIMが入っていた。


設定方法についてはA4の紙にアンドロイドの場合とiPhoneの場合、さらにはMVNOなどの現在格安キャリアを使っている場合等、かなり細かく説明書きがされている。
ざっと読んだ感じだと、
・MVNO利用でAPN設定をしている場合にはその設定の削除(再度MVNOのSIM利用時にはAPNの再設定が必要)
・それ以外は基本的にSIMを挿せば自動認識
という感じであった。

今回はこのSIMが15日間有効という事であったので、クウェートから日本に帰着後の時点で使用開始。
海外で購入したiPhone7Plusに本SIMを挿したが、挿してから30秒しないうちにAISからwelcom SMS的なものが数通送られてきた。
このSMSは使用する国が変わることに送られてきてうっとおしいが無視して構わない。

日本での利用時にはSoftbankの電波を掴み、基本的には4G回線を利用できた。
速度的にもそこまでストレスを感じるものではなく、金額面から考えれば十分。

さて、このSIMを挿したまま日本からドーハ、そしてフランスへと移動したが、飛行機が着陸すると同時に現地の携帯キャリア(ドーハではOoredoo、フランスではSFR)の電波を掴み、いちいち空港のwi-fiにつなぐタイムラグなしで携帯を利用でき非常に快適であった。
なお、フランスでの利用時は場所によっては4Gでは繋がらないものの、決してストレスを感じるような遅さではなかった。

今回は日本、カタール、フランスと3か国で15日間フルに利用したが、
〇自宅(や滞在先の部屋)では積極的にwi-fiを利用
〇街中の公共wi-fiは利用せず
〇携帯回線利用時にはYoutube等の動画視聴は避ける以外はwebブラウジングについては特に制限なし
〇LINE等のアプリで写真を送付することは何も気にせずに行った
〇テザリングは常時ではなく、必要に応じて対応
という利用方法でトータル1.5GB程度であった。

複数国での利用でなくとも、利用制限の緩さ(テザリング可能)や金額等を考慮すると、今後は海外旅行時には常に1枚常備したいSIMカードであった。

1 Trackback / Pingback

  1. 4泊6日 パリ観光コース | キムラのメモ

Leave a Reply

Your email address will not be published.

*


CAPTCHA



This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.