名前:ガネーシュ
場所:〒236-0053 神奈川県横浜市金沢区能見台通8-5
地図はこちらからどうぞ
交通手段:京浜急行線 能見台駅 徒歩2分
営業時間:11:00~14:00、17:00~20:00 毎週水曜日
また行きたい度:=☆☆☆=芳醇なスパイス香る上質な本格インド料理店
外部リンク:ガネーシュの公式HPへのリンク
備忘録:
(2025/09/21記載)
2025年9月上旬の平日の昼食に利用。
この日は昼食時間帯にぽっかりと時間が空いたので少し遠征してランチの新規開拓をすることにした。
ブックマークの中から見つけたのは駅から徒歩2分かからない場所にあるこちらのインド料理店。
評判も良さそうでかなりこだわりのある料理を提供しているようなので行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
店舗は京急線の能見台駅から2分とかからない場所にある。
アクセス方法も非常に分かりやすく、改札を出たら目の前を左右に通っている道路を右側、駅を背にして立つ。
目の前には信号のある交差点(能見台駅前交差点第一)があるので緩やかな坂を登り、その先の十字路を過ぎて20メートルほど進んだ右側に店舗がある。
よくあるインド料理の店のような派手な装飾は無いが、右側を見ながら歩いていれば見逃すことはまずない。

こちらが店舗外観。
街中でよく見かけるインド料理店のような派手さは無く、とても落ち着いた雰囲気。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の開店とほぼ同時に店舗に到着。
店舗は落ち着いた雰囲気で、いわゆる巷でよく見かけるカレーやナンなどをコスパ良く頂けるような雰囲気の造りではない。
入口を入ると木を使った少しオリエンタルな感じの雰囲気となっており、ガラス張りの厨房やカウンター席がある。
その奥がメインダイニングスペースとなっており、カウンター席が3席と2名掛けのテーブル席が5卓、4名掛けのテーブル席が2卓、計20名程度のこぢんまりとした空間になっている。
開店直後ということで先客は1名のみであったが、その後11時半前までに4組程度が入店。
平日のいわゆるランチ時間前であること考えるとなかなか混雑しているという印象。
休日のランチタイムど真ん中はもしかするとかなり混雑するのかも知れない。

店内入口側にはカウンター席があり、その向かいは厨房となっている。

こちらが店舗奥側のメインダイニングエリアの様子。
比較的空間をゆったりと使っている印象。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店はカレー専門店ということでメニューはカレーが中心となる。
ただ、ランチタイムはランチセット2種類がメインで、それぞれのメニューの内容を変更したり追加したりしてカスタマイズしていくようなイメージ。
また、店内には日替わりのアラカルト的なメニューや追加トッピングもあるので是非ともチェックしておきたいところ。
今回は2名での来店であったので、2種類ラインアップされている「ランチ・ミールス(1500円)」と「チキンカレーセット(1182円)」をオーダー。
ランチミールスは限定5食のみとなっているバスマティライスにプラス200円で変更し、チキンカレーセットはプラス300円でバターチキンカレーに変更した上に、オプションでドーサをプラス400円で追加した。
気付けばオプションだけで1000円程度プラスになっており、油断するとランチの割にはそれなりのお値段になってしまう。

ランチミールスの詳細メニューが記載されているので、こちらを見てからオーダーを決めた方が良いかも知れない。

こちらはドリンクメニュー。
インドの有名なワイン「スラ」を楽しめる。
オーダーして待つこと10分程度で料理が提供された。

こちらが「ランチ・ミールス」のライスをバスマティライスに変更したもの。
12時の位置にあるヨーグルトから時計周りに、野菜スパイス炒め・アチャール・チキンカレー・キーマカレー・ベジタブルカレー・クートゥーとなっている。
見た目とても華やかなビジュアルだが、提供と同時に上質で新鮮なスパイスの風味が辺り一面広がる。
正に中東にいた時のあの香りで、どこか懐かしささえ感じられる。
さて料理だが、香りと同様全ての料理にしっかりとスパイスの風味が効かされている。
こちらのお店の看板メニューであるチキンカレーだが、辛さはほんのり辛めというレベル感。
ただ、しっかりと煮込まれて味が染み出た様々なスパイスの風味が複雑に絡み合い、味わいに深みを感じられる。
そしてキーマカレーだが、こちらはそぼろ状で仕上げられている。
こちらもスパイスがしっかり辛味はほんのりで、味付け自体もそこまでガッツリとしたものではなく比較的シンプル。
一方のベジタブルカレーはスパイスの効いたスープ的な感じで、いわゆるカレー感はあまり感じられない。
そしてクートゥーだが、こちらはスパイス感控えめでバターの風味がしっかりと効いた豆感をしっかりと残したもの。
オプションで変更したバスマティライスは古米を使っているようで、しっかりと米の香りを感じられるもの。
量も比較的多めで、ミールスプレートを平らげると十分にお腹が満たされる。

こちらは「チキンカレーセット」のカレーをバターチキンに変更したもの。
メインのバターチキンはとても上品な味わい。
しっかりと濃厚でコクがあり、インドや中東で食べるようなスパイスの風味もたっぷりと感じつつもそこまでワイルド感は無く、良い意味で日本向けにカスタマイズされた味わい。
ただ、個人的にはもう少しカシューナッツなどのガツンとした味わいがある方が好みではある。
なお、こちらはライスをバスマティライスには変更せずにデフォルトのままとしたが、提供された日本米は少し固めに仕上げられておりモチモチっとした食感になっている。
これはこれでとても美味しく、カレーとの相性も全く問題ない。

そしてこちらがオプションでオーダーした「ドーサ」。
ドーサは朝食の定番メニューということで、インドにいたときには確かに朝食で食べていた記憶がある。
イメージとしてはクレープの生地を少しパリパリに仕上げて甘味の代わりに塩味を少し効かせたのようなもの。
油感もそれなりにあり、ココナッツチャツネと合わせると丁度良いおつまみになる。
<まとめ>
以前から気になっていて来られなかったお店だが、結論として味わいは巷のウワサ通りかなりレベルの高いものであった。
今回は「ランチ・ミールス」と「チキンカレーセット」をオーダーしたが、いずれも手間暇かけて作られている事が良くわかる味わい。
いずれも提供と同時にとにかくフレッシュなスパイスの香りが豊かに感じられ、中東にいた時の風景が目の前に浮かんでくるほど。
ランチミールスはヨーグルト・野菜スパイス炒め・アチャール・チキンカレー・キーマカレー・ベジタブルカレー・クートゥーと盛りだくさんのいいとこどりランチ。
店の看板メニューであるチキンカレーは辛さはほんのり辛めでしっかりと煮込まれて味が染み出た様々なスパイスの風味が複雑に絡み合い、味わいに深みを感じられる。
キーマカレーはぼろ状で仕上げられており、スパイスがしっかりで辛味はほんのり。
味付け自体もそこまでガッツリとしたものではなく比較的シンプル。
一方のベジタブルカレーはスパイスの効いたスープ的な感じで、いわゆるカレー感はあまり感じられないタイプで、クートゥーはスパイス感控えめでバターの風味がしっかりと効いた豆感をしっかりと残したもの。
オプションで変更したバスマティライスは古米を使っているようで、しっかりと米の香りを感じられるもの。
量も比較的多めで、ミールスプレートを平らげると十分にお腹が満たされる。
バターチキンはしっかりと濃厚でコクがあり、インドや中東で食べるようなスパイスの風味もたっぷりと感じつつもそこまでワイルド感は無く、良い意味で日本向けにカスタマイズされた味わい。
味わいのレベルはかなり高いのだが、その分コストをかけてしっかり作ってるという印象で、気軽に食べに来るというよりは美味しいものをじっくりと味わいたいときに利用したいお店であった。
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