まるいち食堂 (2024/11)


名前まるいち食堂

場所:〒238-0243 神奈川県三浦市三崎3-5-12
地図はこちらからどうぞ

交通手段:京浜急行線 三崎口駅 バス約30分

営業時間:11:00~18:30(平日)、11:00~19:00(土・日・祭) 毎週水曜日(時々火・水連休)

また行きたい度:=☆☆☆=その日にあがった地魚を刺身や塩焼きで楽しめる魚屋直営の海鮮食堂

外部リンクまるいち食堂の公式HPへのリンク

備忘録

(2024/12/30記載)
2024年11月下旬に休日のランチタイムに訪問。
こちらのエリアは時々海鮮料理を食べに行くのだが、城ヶ島エリアまでは足を伸ばすことが少なく、折角ならばということでこのエリアを色々検索しているとなかなか評判の良さそうなこちらのお店を発見。
調べてみると、東京・高輪エリアにある評価の高いシチリア料理の専門店へ魚を卸している魚屋直営の食堂とのことで、行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
店舗は城ヶ島の手前、三崎港エリアにある。
今回は車で向かったので、横浜横須賀道路から三浦縦貫道路を経由して向かったのだが、公共交通機関の場合は京急の三崎口駅からバスで向かうことになる。
なお、周辺にはパラパラとコインパーキングがあるが、「うらりマルシェ」という地の物の海産物を扱う市場の近くに有料の専用駐車場があるので、そこを拠点として色々と歩き回るのがオススメ。
こちらの駐車場は1店舗2000円以上購入すると1時間無料になるので、お土産を購入すれば1時間分程度はすぐに無料になる。
店舗は小さな港を挟んでうらりマルシェと反対側の路地の中にある。


こちらが店舗外観。
独立した店舗というよりは、このエリア一体がまるいち魚店と食堂のエリアとなっているというような雰囲気。


こちらが飲食店横にある魚屋エリア


こちらは普通の魚屋となっており、その日に三崎港から入荷した魚が並べられている。
こちらで魚を直接選んで調理してもらうことも可能。


その魚屋の向かい側に外のテーブル席エリアがある。


なお、外のテーブル席を利用した際のメニューは店内のメニューとは異なっており、こちらに外テーブル席用のメニュー張り出されている。

<混雑状況・店内の様子は?>
こちらの店舗は週末はかなり混雑することと、店内の席は席数がかなり限られているということで、開店時間は11時ではあるものの10時半前に店舗に到着。
当然開店はしていないのだが店先にはウェイティングリストが置いてあるのでそちらに記帳をして周辺を散歩することに。
開店時間前になるとウェイティングリストには6組程記載されていたが、ポールポジションだったこともありすんなりと案内された。
オーダーが入ってから調理をするということもあって、提供までに時間がかかるため回転はそこまで良くないので、一旦並んでしまうとそれなりに時間がかかってしまう印象。
なお、席は店内のテーブル席と座敷席、外のテラス席があり、今回はテーブル席をセレクト。
ちょっとした土間に4名掛けテーブルが2卓と2名で使えるカウンター席が2席のみとかなりこぢんまりとしたサイズ感。
我々が食事を終えて帰る12時頃には外のテラス席も埋まっており、待客が3組くらいあるような感じであった。


こちらが店の前に置いてあるウェイティングリスト。
何時から設置されているかは不明。


今回案内されたテーブル席。
何となく建物と建物の間のスペースを無理やり飲食スペースに変えたというような感じで、地面も斜めになっているのが面白い。

<オススメのメニューは?>
こちらの店は魚屋直営ということで、料理は魚料理のみ。
地魚やマグロなどの刺身から、マグロ料理、その日にあがった魚を塩焼きや煮付けにするなど、とにかく魚一色。
また、ご飯とあら汁などがセットになった定食メニューや2名限定で刺身や焼き物など色々と楽しめるコース料理や、ファミリーコースなどもある。
メニューにない料理でも隣接する魚屋で売られている魚は刺身や塩焼きなどにして楽しむことも出来るのが面白い。
なお、店内メニューと外のテラス席メニューは異なるようなので、可能であれば店内で食事をした方がメニューの量は豊富。
今回は巨大なマグロのカマをオーダーする予定だったので定食は避け、単品で「刺身盛り合わせ二人前大トロ入り(3430円)」と「マグロ目玉煮(930円)」、「マグロカマ焼き(2500円)」をオーダー。
その他にご飯とあら汁、お新香がセットになった「御食事(440円)」をオーダーし、3名でシェアした。


メインは定食や刺身の盛り合わせ。
定食は提供される刺身の種類が異なるだけで、いわゆる刺身定食という感じ。


定食で提供される刺身のサンプル写真。
何となくのイメージがわかるのでありがたい。


こちらは刺身盛り合わせの写真。
実際に提供される料理がサンプル写真に負けているケースが多々あるが、こちらのお店はこのイメージ通りのものが提供される。


定食以外には小鉢や焼魚なども楽しめるコースメニューもある。


その他にも通常メニューには載っていない料理が店内に張り出されているので要チェック。


なお、外のテラス席ではこれらのメニューが提供されるよう。
店内席とテラス席でメニューが異なるらしいが、コースメニュー以外大きな違いは見当たらなかった。

オーダーをしてから待つこと15分程度で料理が提供された。
ファーストロットでの入店という事もあり、事前に提供までに時間がかかる旨を伝えられていたので待たされた感は一切無し。


こちらが「刺身盛り合わせ二人前大トロ入り」。
マグロは大トロと中トロ、そして赤身が盛られており、その他には天然の真鯛とカンパチ、イナダ、そしてテンスの7種盛り合わせ。
いずれも厚めに切られており、ボリューム感はなかなかのもの。
また、ツマも三浦大根を使ったシャキシャキっとした食感で、普段は脇役として隠れがちだが、刺身や他の料理を食べる間の箸休めにピッタリ。
3500円という値段なので決して安いというわけではないが、このクオリティーのものをしっかりとしたボリューム感で提供して貰えるということもあり、満足度は高い。


続いて提供されたのが「マグロ目玉煮」。
名前からすると目玉の煮物という感じだが、そうではなく目玉の周りのゼラチン質を多く含む部位を丸っと煮たもの。
コラーゲンたっぷりのプルプルっとした食感を生姜の風味がしっかりと効いた濃口甘めの煮汁と共に仕上げてあり、白いご飯と共に合わせたくなる味わい。


そしてさらに20分後くらいに「マグロカマ焼き」が提供された。
通常は小さいサイズのものもあるようだが、この日は大きなものしかないということで、あえてご飯はオーダーせずにこちらのカマに集中することに。
サイズ感が分かりにくいが、長さは30センチ程度、10センチ角の太さのものを半分にカットしての提供。
部位によって味が全く異なり、トロのような脂の味わいをガッツリと感じられるような場所と肉感をしっかりと感じられる血合いの味わいを1つの料理でまとめて楽しめる。
じっくりと焼き上げられていることもあって、中まで熱はしっかりと通っているものの身はまだまだジューシーで柔らかい。
骨からの身離れもよく、なんだかんだで食べきってしまった。

<まとめ>
今回は3名でしっかり贅沢をして3品+ご飯をオーダーして満腹になって、仕上がりは7200円。
1名あたり2500円弱とランチとしてはリーズナブルという金額ではないが満足度は高い。
ただ、味わいだけでなく、三崎という観光地エリアであることを考慮するれば決して高い値段ではない。
今回オーダーした「刺身盛り合わせ二人前大トロ入り」はマグロは大トロと中トロ、そして赤身が盛られており、その他には天然の真鯛とカンパチ、イナダ、そしてテンスの7種盛り合わせ。
いずれも厚めに切られており、ボリューム感はなかなかのもの。
そして「マグロ目玉煮」目玉の周りのゼラチン質を多く含む部位を丸っと煮たものでコラーゲンたっぷりのプルプルっとした食感を生姜の風味がしっかりと効いた濃口甘めの煮汁と共に仕上げてあり、白いご飯と共に合わせたくなる味わい。
メイン?の「マグロカマ焼き」長さは30センチ程度、10センチ角の太さのものを半分にカットしての提供。
部位によって味が全く異なり、トロのような脂の味わいをガッツリと感じられるような場所と肉感をしっかりと感じられる血合いの味わいを1つの料理でまとめて楽しめる。
じっくりと焼き上げられていることもあって、中まで熱はしっかりと通っているものの身はまだまだジューシーで柔らかい。
魚屋直営ということもありその時期にあがる魚を刺身や塩焼きにして頂けるので、このエリアまで足を伸ばした際には是非また利用してみたい。

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昼総合点★★★☆☆ 3.6

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