購入場所 | Kurandオンライン |
購入日 | 2023年07月19日 |
購入金額(税込み) | 1990円 |
テイスティング日 | 2023年08月03日 |
日本酒データ:
地域 | 富山県 |
タイプ | 純米吟醸 |
使用米種 | 五百万石100% |
好み度(MAX五つ星) | ★★★ |
コメント:
以前よくお世話になっていた日本酒時間無制限飲み放題かつ食べ物持ち込み自由という酒好きにはパラダイスのような日本酒バーの「Kurand」にて「日本酒ガチャ」として6本詰め合わせ(1本あたり1800円程度)で購入したもののうちの1本。
こちらはいわゆるアウトレット品の詰め合わせなので銘柄や味の傾向指定は原則不可。
また、世間で大々的に名を知られているような酒蔵ではなく、どちらかというと小規模の酒蔵の酒を取り揃えていることもあって、普段全く出会えない日本酒に出会えそうだったので購入してみた。
色はほんのりとグリーンのニュアンスを感じられるもの。
粘度はほどほどで、グラスの縁に涙が出るような印象。
香りはシャープ。
若干尖り気味の酸のニュアンスとほんのり熟成感を感じられるような穀類の印象が強いタイプで甘味はあまりなし。
口に含むとトロみのあるような感覚で舌にまとわりつくような印象。
香りの印象とは違い、濃厚でしっかりとした甘味を感じられるアタックに続いて、中盤からシャープな酸、鼻腔に抜ける穀類の香りを感じられ、比較的しっかりとした飲みごたえがある。
そして余韻は比較的強めの酸が喉の奥を刺激していく。
可愛いカモシカのイメージとは違い濃厚で芳醇な味わいとしっかりとした酸のあるガッツリ系のマッチョな味わい。
<アルコール度数17%、精米歩合60%>
この日は崎陽軒のシウマイ、切り干し大根、春雨サラダなどのおつまみ系詰め合わせと合わせてみた。
一番相性の良さそうな切り干し大根から合わせてみた、出汁の甘味と日本酒の芳醇な旨みが予想通りしっかりとマッチ。
ただ、切り干し大根が少し甘味が強めということもあってか、日本酒は単体で飲んだ時よりも酸のニュアンスが強調される感じはある。
続いて日本酒と合わせるつまみの定番である崎陽軒のシウマイだが、こちらは豚肉の旨みと干し貝柱の風味がしっかりと感じられるもの。
それなりに主張する味わいではあるが、切り干し大根よりもこちらの方が合わせた時のバランスは良い印象。
そして醤油ベースの和風出汁で味付けした春雨サラダとの相性だが、切り干し大根と異なり程よいバランス感の甘味ということもあってか、今回合わせた料理の中では一番しっくりときた印象。
日本酒の味わいとしては甘味・酸味の要素がそれなり強くしっかりとしたタイプなのだが、料理と合わせる時にはそこまで主張の強くないものと合わせるのが良いのかもしれない。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>
Leave a Reply