バルブ・ブランシュ

2013年1月7日 admin 国内食, 神奈川県, 食 0

名前：バルブ・ブランシュ

場所：〒231-0007 神奈川県横浜市中区弁天通4-67-1 馬車道スクエアビル2F

地図はこちらからどうぞ

交通手段：みなとみらい線馬車道駅から徒歩2分

営業時間：11:30～14:30、17:30～22:00　月曜定休

また行きたい度：＝☆☆☆＝おシャレに日曜ランチをしたい時にはまた行きます

外部リンク：バルブ・ブランシュ公式サイトへのリンク

備忘録：
2012年12月初旬の日曜日、関内界隈でランチをすることになり、その時にたまたま見つけたお店。
関内・馬車道界隈は、自宅からの距離的にも交通の便的にも丁度良い場所で、時々週末にランチをしたくなるが、なぜか日曜定休の店が多い。
美味しそうなお店をインターネットで見つけて定休日をチェックすると、大体が「日曜定休」となっており、一気にやる気をそがれてしまう。

そんな中、カジュアルフレンチというおしゃれなジャンルで、なおかつ日曜も営業、更にはランチが14時半までOKというお店を見つけたので早速行ってみる事にした。

お店はみなとみらい線の馬車道駅にほど近く、県立歴史博物館の斜め向かいのビル2階にある。
1階から階段を上がっていくが、階段意外の場所にはあまり看板も出ておらず、知らずに行くと見逃してしまう。
2階には何店舗か飲食店が入っており、今回行ったバルブ・フランシェもそのうちの一つ。

店内は清潔感があり、落ち着いた内装。
4人掛けのテーブルが窓に沿って6程度、通路を挟んで反対側にも同じくらい置かれている。
今回は13時半頃に行ったので、店内には先客が2組のみ、そしてその先客も既にデザートを食べている状態。
リーズナブルなランチタイムにもかかわらず、テーブルにはしっかりとクロスがひかれており、小さなカップに入ったプリザーブドフラワーが各テーブルに置かれている。
BGMにはピアノの楽曲がかかっており、日によっては店内にあるピアノで生演奏をするらしい。

料理だが、休日には980円のランチメニューと、1500円のランチコース、さらには3500円のシェフお任せコースの3種類がある。
今回は初めての訪問と言うこともあり、真ん中の1500円のランチコースを注文。

このコースには、4種類の前菜とフォカッチャ、選択式のメイン、とデザート盛り合わせにコーヒーまたは紅茶が付いてくる。
2名で行ったので、メインには若鳥とパスタをそれぞれ選択した。
そして、ランチビールならぬランチワインを赤・白それぞれ注文。

前菜だが、ランチコースに出すものとしては一品一品手が込んでおり、味のレベルも申し分ない。
ズワイガニのムース、豚肉のゼリー寄せ（？）、自家製厚切りスモークサーモン、ホタテのカレー風味仕立ての4種類。
それぞれ、素材の味がしっかりと活かされており、素材そのものの味わいが非常に濃い。
グラスの白ワインとの相性はとても良かった。（ウルグアイ産のシャルドネのよう）

メインは「若鶏のソテー　生姜風味トマトソース」と「ベーコンと国産豚のデミグラス煮込みパスタ」を選択。
若鶏のソテーは、皮は香ばしく、肉はジューシーに仕上げられており、生姜風味のトマトソースはもちろんのこと、付け合わせの野菜も非常に美味しかった。
付け合わせの野菜は、どうやらブイヨン等で軽く煮込まれているようで、野菜の味わいに更にうまみを加えていた。

パスタについては、「美味しいけど、フレンチかな？」というのが正直な印象。
料理単体で見る分には、非常に美味しく、ボリューム感たっぷりで申し分ない。
が、胡椒の味わい、それも荒挽き胡椒ではなく、よくラーメン屋さん等で見かける、青と銀色のテーブル胡椒（ギャバン）のような味わいが目立っていた。
また、ウリの「ベーコンと国産豚のデミグラス煮込み」が、チャーシューのような味わいに仕上がっており、フレンチと言うよりは「少し中華を取り入れた和風パスタ」いう印象が強かった。

デザートは4種盛り。
ティラミス、柿のタルト、洋ナシのシャーベットとアプリコットのシャーベット。
どれも甘さは控えめ、程よい量で美味しく頂けた。
中でも、アプリコットのシャーベットは味わいが濃厚で病みつきになりそう。

馬車道界隈で日曜にリーズナブルに美味しいコース料理を楽しめる、という意味で貴重なお店。
お店の雰囲気的にも、少し肩を張って軽くおしゃれな気持ちで食事をしたい時にオススメ。

店舗外観
店内の様子が分かりにくく、一見入りにくそうな感じがする
が、ドアを開けるとフレンドリーに迎えてくれる