Vineyard Selection 2020（スターク　コンデ）

ワインデータ：

コメント：
コストコに行った際、通常は1668円のものが520円引きというかなりの割引率で販売されていた。
こちらの造り手のワインは以前にも飲んだことがありコスパが良かった印象があったのでとりあえず試しに一本購入。
色はインクのように濃厚な赤紫色。
粘度もしっかりとあり、時間をかけてグラスの縁に脚を出す。
グラスに注いだ瞬間から周囲にインクのような濃厚な香りが広がる。
その香りはジューシーで凝縮されたダークチェリーを思わせる。
わずかにクローブのような香辛料の香りも混じるが、黒いチェリーのニュアンスを強く感じられる果実感たっぷりの香り。
口に含むとジューシーで濃厚、そして甘いチェリーの味わいと共に程よい渋みも舌先に広がる。
中盤には若々しい酸も加わり飲みごたえ十分なボリューム感となり、アタックで感じた渋みがしっかりと主張してくる。
ただ余韻になると意外と渋みのニュアンスが落ち着き甘味がそれなりに残るのでそこまで渋みは気にならない。
凝縮された黒い果実の甘味としっかりとしたタンニンを感られるカベルネらしいパワフルな味わい。
＜アルコール度数14%＞

インプレッション：

この日は夕食を済ませたこともあり、シンプルにナッツと合わせた。
ナッツの脂分がカベルネの渋みをうまく和らげてくれることもあり相性はなかなか。
アメリカ系の甘味と樽香がガッツリついたカベルネとは違いしっかりとした渋みを感じられるが、定番料理のステーキは当然のこと、スパイスの効いたカリッと焼き上げたソーセージなどとも合わせてみたいと感じられる味わい。
＜マリアージュ指数：3可もなく不可もなし＞