男山　うまいがありすぎ旭川　特別純米

日本酒データ：

コメント：
旭川訪問時にフラフラっと立ち寄った地元の酒屋さんで見つけて購入したもの。
男山は北海道ではかなりメジャーな蔵元で、かつ旭川の酒蔵ということで、街中で売っているものはその大半のものがネット経由で買えてしまう。
そんな中、男山っぽくないラベルと、「旭川限定」と書かれた文字が妙に訳ありっぽく購入してみた。
調べてみると予想通りあまり出回っていないもののよう。
色はクリアで若干のとろみがあるタイプ。
今回はグラスがホテル備え付けのものなので粘度はわかりにくいが、比較的粘度は低そうな印象。
香りは程よく米の旨味と甘味を感じられ、その香りは熟したバナナのような吟醸香すら感じられる。
加えて程よい酸のニュアンスも感じられ、トータル的なバランスが良い。
口当たりは爽やかな飲み口と米の旨味をバランスよく感じられる軽めなアタックから始まり、中盤からはそれなりに米の味わいと旨味が加わり厚みが出てくる。
余韻には甘味をしっかりと感じられることもあってか、トータル的な印象は米の旨味を生かした味わいというイメージになる。
スッキリ爽やかでありながら程よく米の旨味と甘味を感じられるアルコール度数が若干低めの柔らかい口当たりが特徴的な万人受けする味わい。
＜アルコール度数14%＞

この日は「ホタテリベンジ」ということで、別のスーパーに行ってみると、大粒の北海道産生ホタテが4粒で600円で売られていたのでちょっと高かったが購入してみた。
程よく貝柱の繊維感を感じられる食感は一度も冷凍されていない生ホタテならでは。
ホタテの旨味もしっかりと感じられ、産直食材を食べられることのありがたさを感じる。
そのしっかりとした味わいに日本酒がなんの違和感もなくマッチする。
地のもの同士の組み合わせは間違いないということを改めて確認できたコンビネーションであった。
＜マリアージュ指数：4美味しくマッチ＞