甲州 祝 2010(勝沼醸造)


購入場所:クイーンズ伊勢丹 横浜店 eveやまなし
購入金額:2713円

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クイーンズ伊勢丹横浜のワインコーナーをブラブラしているときに、山梨ワインを扱い、かつ、試飲コーナーのあるお店を発見。
品揃えを見てみると、個人的に好きな勝沼醸造をはじめ、本坊酒造、ルミエールなどの国産酒造メーカーのワインが並んでいる。

店員の方に聞いてみると、本業はワインのジャムを販売する店のようだが、ジャム以外にも山梨の特産品を販売する、いわば山梨のサテライトショップ的な試みのよう。
店内では、山梨の赤・白ワイン約10種類程度を、ボトル・グラス・テイスティングというサイズで有料試飲することが出来る。

今回は、このときに試した勝沼醸造の甲州 祝 2010を購入した。
ちなみに、店内で有料試飲をした後に購入すると、店頭価格の5%引きで購入可能(同じワインでなくてもOK)。

このワインに使っているブドウは、勝沼町の中にある4つブドウ栽培地区のうちの1つ、祝地区で取れた甲州種のみを使用。
香りには華やかさこそないものの、力強い果実感やたくましいブドウの香りを感じられる。
飲み口は甘味が強く一瞬甘口ワインかと思うが、その甘さはすぐに消えていき、間髪入れずに爽やかな柑橘系の酸味が感じられる。
口に含んだ瞬間こそハチミツのような甘さを感じるが、全体的にはスッキリ・アッサリした仕上がり。
抜栓1時間程度で飲むと、最も香りも口当たりも良い。

たまたま真鯛1匹が手に入ったので、3枚におろしたものをレモンソースのポアレにしてあわせたのが以下の写真。
相性は良く、レモンの果実感と酸味がワインの酸味と甘味を一層引き立てる。

国産(ラベルが日本語)で「祝」という文字の入った縁起の良いワインで、味も決して海外のワインに劣らないので、おめでたい場へのプレゼントとしても十分に使える。
2010年は1248本の限定醸造なので、見かけたら早めに買っておいたほうが良いかも知れない。

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